私達が生きていくうえで、お金は必要不可欠です。

「お金は、自分のニーズを満たすもの」「お金や物質的なものが、自分の価値を決める」と思っている人は、少なくないと思います。

その思いを裏返すと、「お金が無かったら満たされない、価値もない」そして「お金が無かったら何もできない」ということになってしまいます。

私は、お金は「求めれば求めるほど、逃げていく」性質があるように思います。

それは、お金を持っている量とは、関係ありません。

金持ちでも、貧しい人でも、お金のことばかり考えている人は、常にお金のほうに向かって、必死に走っています。

そして、徐々に視野が狭くなって、本当に大切なものが見えなくなってしまっているのです。

今後、日本の経済状況が上向きになることは、あまり見込めない状況になっています。

そんなときだからこそ、お金と健康的な付き合い方をする必要が、あるのではないでしょうか。

それは、入れたら出すこと。

私達の体は食べてばかりで出すことができなくて病になります。

心も想いばかりを詰め込んで、発散することをしないとストレスになってしまいます。

お金もこれと同じで、流さないといけません。

出すことによって、物質や知識、楽しさなど多くのものが入ってくるのです。

出さずに入ってくることは、あまり多くはないですね。

かといって、入ってくるより、出しすぎても大きな問題です。

大切なのは貯め過ぎずに、流す習慣をつけることです。


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