皆さん、映画「降りてゆく生き方」知っていますか?
いのち、自然、食べ物・・・
テーマは、これからの「生き方」!大人の生き方が、子供の未来を変える!
この映画は劇場上映ではなく、DVD化やテレビ化もされず、全国各地での上映会という方式で草の根的にじわじわと広まってきている。
さらには、上映会までのプロセスを重要視しています。
通常この種の上映会は、イベント当日に向けて参加者を募集する活動を主としますが、この映画はそのプロセスの中で「人と人とのつながり」を広め深めていこう「プレ上映会」を何度も重ねていくのです。
「プレ上映会」は、本編の上映はなく、映画のコンセプトやシナリオが出来上がったインタビュー映像を見ながら、参加者が対話することで、この映画をより深く感じていただくため、そして仲間作りのために開催しています。
実際、来年1月15日に上映会の実行委員のみなさんは、ほとんどが9月に開催した上映会を通して、知り合ったメンバーなのです。
そして、映画の内容なのですが、ふつうこの種の映画はノンフィクションのドキュメンタリーもので真実を伝えるという類のものが多いのですが、この映画は完全ノンフィクションの物語です。
つまり、まったくの創りもの「嘘」の物語なのです。
しかし、この映画には「誠」があると私は思っています。
誠とは何か?
この映画のシナリオは、地域の中で様々な活動をしている200人以上のインタビューをした人の生き方のプロセスそのものをモデルにして作られています。
つまり原作は人間そのものなのです。
人にはそれぞれ生き方があり、その生き方そのものがその人のヒストリー(歴史)であり人生なのです。
人生や生き方に同じものは何一つありません。
すべては結果であって、ストーリーや映画の中に真実なんてものは存在しないということなのです。
そして、映画の中に真実があるとしたら、それは映画を見た人が、見て感じたこと、それが真実なのです。
この映画は真実を伝えたいのではなく、「嘘から出た誠」を探して欲しいという思いから作られているのです。
最後に私がこの映画を上映した理由を少しお話します。
私は我欲が多く、あれも欲しい、これも欲しい、出世したい・・・・
と、上ばかり見みて生きてきた結果、がんになりました。
そして、がんになって「降りる生き方」を余儀なくすることになり、当時は、どうしてこうなってしまったのだ!と嘆き苦しんでいました。
しかし、がんになったのは生き方が間違っていたと気づき、今までの生き方を180度変えたことで、がんになって良かったとまで言えるようになりました。
しかし、多くの人は「降りる」ことができません。
山にお登って降りられなくなったことを「遭難した」といいます。
これはまさしく「がん患者」です。
しかし多くの人は、遭難したにもかかわらず、まだ上に必死に上に登ろうとしています。
頂上まで行けなくても、降りればいいのに・・・
そして本当に遭難して命を落としてしまいます。
降りることは決して負けることではありません。
勇気をもって降りることができたら、登るときには見えなかった
素晴らしい景色や、足元にある豊かな自然に気づくことができるのです。
私は自分自身の経験から「降りてゆく生き方」の素晴らしさや、豊かさを伝えたいと思って活動してきましたが、講演会、セミナーなどでは、なかなか伝えきれませんでした。
そんな時に出会ったのがこの映画なのです。
http://www.nippon-p.org/concept.html 映画の公式HPです。
お申し込み 詳細はhttp://www.nippon-p.org/blog/2011/11/_in_118.html
私が何故この映画にこだわり続けて上映会を主催したり、手伝ったりしているのか?
同じものを何回やるの?
また「降りてゆく生き方」?
と言われることが良くあるので明日は、その理由を書こうと思います。
こんな時代だからこそ熱望される希望の映画「降りてゆく生き方」 ~拡散お願いします~(^^)/
■開催日時 平成24年1月15日(土) 午前の部 10時~ 午後の部 14時~17時
■開催会場 名古屋市天白文化小劇場 名古屋市天白区原1-301
■料 金 前売り 1500円・ 当日 2000円 ※お申し込みは玄米おむすびの会まで