ガンに限らず「食事療法」をしている方はたくさんいます。
しかし、「なかなか良くならない」「治るまではいかない」という声をよく聞きます。
また、「食事をしっかりしていたのに病になった」という人もいます。
なぜでしょうか?
私は多くのがん患者さんと接して分かったことがあります。
それは、「食べ物の栄養素・効果効能が病を治すのではない」ということです。
「玄米菜食をすると病が治る。」
それでは、食べ物が副作用がない薬に変わったでけです。
結局は何かに依存しているのです。
食べ物変えただけでは治りません。
大切なのは動機
何のために食事療法をするのかです。
動機には「マイナスの動機」と「プラスの動機」があります。
「マイナスの動機」とは、「病から逃れたい、病と闘う」といったものです。
それは、病からの逃走。
そして、病との闘争です。
つまり交感神経が優位な状態なのです。
それは病になりやすい状態なので、治る訳がありません。
そして「プラスの動機」とは、何か楽しいものを手に入れたいという動機です。
つまり将来や、病を治してから何をしたいかです。
「楽しみや喜び」を動機にしなければいけないのです。
自分が今食べているもののおかげで夢が叶うとしたら、食べ物に感謝できるようになります。
そして副交感神経が優位な状態で食べることができるのです。
これを、薪ストーブに例えると・・
本体・・・身体
薪・・・・・食べ物
酸素・・・心(動機)
これに加えて大切なものが
排気・・・出すこと
着火・・・行動 です。
これらすべてが整って、部屋が暖かなエネルギーに満ちたとき「病は治る!」のです。
これに加えてもう一つ大切なのが「食べる意味」です。
その内容は、動画HPで話しています。
(ここまで書いたことをもっと詳しく話しています)
「食事療法」は心と体への労りが大切なのです。