5年前の6月27日、私が食道がんの手術をした
今日で丸5年経過しました。
全然、意としていなかったのですが、昨日は伊勢・二見ヶ浦にある「伊勢自然療法学院 ぽかぽか村」 に行く予定が入っていたので、一泊させていただき、今日は伊勢神宮に行き御礼参りをしてきました。
昨日お伺いした「伊勢自然療法学院 ぽかぽか村」の陽あたりさんは、身体も心もとても大きく広い人で、お伺いするたびに多くのものをいただけます。
今日は5年にふれたいので詳細は、後日書きますね!
5年前、私は朝8時に手術室に入り、出てきたのは夜中の11時30分。
その時の状況は、以前書いたブログ記事で
その時の状況を考えると、こんなに元気になって伊勢まで来ていることが嘘のよう!
ここまで元気になれるとは思ってもいなかった。
それは、本当に多くの人に自然に助けていただいた結果です。
そう思えるようになったのは、5年前の状態があったからです。
人の力を借りなければ、一人では何もできないことを自分の体をもって知りました。
話すことも、食べることも、寝ることも、体を動かくことも、息すらもできなかった。
そこから、一つ一つすべてのことに人の力を借りることで、命をつないできました。
人は一人では生きていけない。
そんな簡単なことを、あのような状態になるまでまったく考えてもいなかった。
感謝という気持ちもなかった。
すべては当たり前。
家族も、仕事も、衣食住や環境・・・・
そんなことに気づくことができたのは、5年前の手術があったから。
5年前のこの日がなかったら・・・・
多分、私は今生きていないような気がします。
私が運命を変えることが出来たのは、この日のおかげ。
即ち、5年前の6月27日は私の2度目の誕生日です。
そして第2の人生はというと・・・・
最高の人生
それは意味を見つけたから。
そう「がんになった意味を!」
それは言い方を変えると「生きてきた意味」
私が生まれて、様々な苦しみや悲しみ、うつ病やパニック障害、アルコール依存・・・・
それもすべて意味があったのだと気づいた。
がんになるためにあったのだ
がんになったということに意味を見つけたとき、それまで否定してきたことはすべて肯定に変わった。
○●●●●●●●●
真っ黒だった過去の苦しみが、がんになったことを○したら
○○○○○○○○○ オセロのようにすべてが白に!
私が提唱している「生き方を変える」とはこういう事。
それを知ったとき、世の中に肯定も否定もないことも知った。
自分次第ですべては変わる、いや変えることができるのです。
いま病や様々なことで苦しんでいる人はたくさんいます。
だからこそ、このことを伝えなければいけない!
それが私を生かしてくれたすねての万物への恩返しであり、がんになった意味だとやっと気づいた。
だから、日本がんマネジメント協会 を作った。
この協会は、がんをなくすために作ったのではない。
もちろん患者会でもない。
がんという病を通じで私自身が学んだことを伝えることで、すべての人に幸せになって欲しい!との思いからです。
「がん」という病がこれほど多くなってきた原因は、幸せでない人が多いから。
だから私はその「がん」を幸せになるための手段として「がん」にスポットを当てたのだ。
逃げるな!戦うな!
受け入れることで幸せになれる!!
それは患者さんはもちろん、それ以外の人にも共通して言えることです。
ほとんどの人は「がん」から目をそらそうとします。
それは「幸せ」から目をそらそうとしていること。
どうしてがんがこんなに多くなってしまったのか?
その答えが「今の社会の中に、人の心にある」
「がん」の意味でもあるような気がします。