吉報舞い込む《納豆研究》
産学官連携で進めている納豆研究に参加してくださる教授が新たに名乗りを上げてくださいました。本来であれば茨城県は納豆が特定品目に成っているのですから茨城県の茨城県工業技術センター内の醗酵部でこの納豆研究をすべきなんですがねー。つまり、私のような1企業がする研究でなく、茨城県挙げて、茨城の納豆業界全体で進める話なんです。
理学部、理学科の菅井俊郎准教授と農学部、生物生産科学科の阿久津克己教授のお2人です。この事を伝えるために電話かメールでもよかったのですが、わざわざコーディネーターの園部さんが来社してくださいました。
菅井准教授の研究分野は遺伝、細胞生物学で単細胞真核生物(原生生物、繊毛虫)テトラヒメナの接合、染色体、細胞分裂、減数分裂、ゾウリムシの接合と細胞分裂、染色体です。
阿久津克己教授は植物の病原は菌類、細菌、ウイルスで日本国では約6,500種が存在しその70%以上が細菌、カビの感染で起こされている。このことから植物病原菌の薬剤耐性機構を分子レベルで解析したり外来遺伝子の発現機構の解析、植物病害のバイオコントロール技術の開発、非殺菌性の新薬剤設計の研究、植物病原菌の生活環に関する疫学研究が上げられます。
あとは医学部の教授が参加していただければ、これからの納豆研究のプロジェクトは完璧な組織になります。
これから行われる納豆研究がワクワクして来ました。
