その日からの出来事 | 夫婦2人とワンコのんびり楽しく暮らしたい日々の生活

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看護師兼業主婦、子どもには恵まれませんでしたが、夫婦2人とワンコで日々の幸せを綴れたら最高です!
きっと大器晩成!

その日は仕事が終わり買い物をして帰宅しました。

18時前に従兄弟のおばちゃんからの電話


着信を見て

『あっまた倒れたかな?』

と思いました。

私は『もしもし〜またパパ倒れた?』


と聞いてしまいました。


叔母『違うんよ』


私『それやったら良かった』

自分に何か連絡事項があると思ってホッとしてました。


叔母『あのね、お父さんね、首吊ってたんよ。』


私『え?うそーうそーうそー!!!』


叔母『ホンマなんよ。今救急車呼んで警察来るけど来れる?』


私『行く!今から行く!』


車を降りても信じられなくて。自宅に夫が居たのですぐ報告して一緒に来てもらう事になりました。


急に込み上げてきて

何で?何で?

大泣きしました。


現実味が全く無い


信じられなくて


移動中ずっと泣いてました。


実家に到着すると近所の人や親戚、警察でいっぱいでした。


落ち込んだ兄がポツンと座ってました。


到着しても父に会えず


まずは警察からの事情聴取でした。


私の知ってる警察ではないくらい優しかったです。


なんせ、私以外は誰も父が他界するまで会ってないので父が最後に会ったのは私だけでした。


発見は叔父さんでした。父の弟です。


銀行の方が父と連絡取れないと心配して叔父さんに相談してくれたそうです。

それで、一緒に探しに来てくれた時見つかったそうです。

叔父さんは目を閉じると父の光景が目に浮かび眠れないそうです。


銀行の方にも迷惑かけてしまいました。


自死は本当に周りに迷惑掛けるのだと知りました。


死亡検案書の作成が終わるまで父には会えなかったです。


死後1日半経ってたので足がうっ血して皮膚が破れ血が垂れていました。

現場は直ぐに見ました。


叔父さん達は発見した時警察に電話したら蘇生しろと言われたそうです。

そして自分達で父を降ろすように言われたと言ってました。


叔父『見て死んでると分かってどうやって蘇生するんな。こっちもパニックやのに。』

と、私に話してくれました。


私は又大泣きしました。

親戚のお兄さんが

『お前までそんなになるな。しっかりしろ』

怒られてしまいました。

夫にそばに付いといてと言ってました。


それから落ち着きました。


2番目の兄に知らせてなかったので知らせました。


兄『まだ仕事中やから無理』


兄嫁に連絡しました。何度か掛けても出ず

折り返しでやっと連絡が取れました。


半時間くらいで来てくれましたが、理由も分からず可愛そうな事をしました。

泣いてましたが、私達はもう泣きはらしたので見守りました。


死亡検案書が作成され立会に来た医師が帰るとやっと父に会えました。


不謹慎ながら可愛い顔をしてました。

土曜に髭剃りを私の前でしてました。その時残ってた喉仏にある長い髭、剃ってあげようか?言えばよかったな。

それを見つけ又涙が出ました。


見た目は大丈夫でしたが、匂いはきつかったです。


目はちゃんと閉じてましたし、死んだら楽になれたかな?と思いながらも、自殺者は行けるところへ行けないともよく聞きますし。

亡くなった父の死後の世界を今度は心配してしまいました。


叔父さん達が葬儀場を探してくれて葬儀の相談をする様になりましたが、そこでも色々ありました。



明日から私も仕事復帰です。