当センターで眼瞼下垂の治療を受ける患者さんの中には、以前に美容外科で「切らない二重まぶた手術の埋没法」を受けられた方が多くおられます。

 

そして、ほとんどの患者さんは、「数日で元に戻りました」と言われます。

 

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

 

一般 二重まぶたを作る方法として「切らない埋没法」が行われています。

しかしこれは、まぶたを挙げる筋肉である「眼瞼挙筋」が正常に働いていることが条件です。

 

ところが、眼科下垂の患者さんの眼瞼挙筋はその機能が十分に働いていないために、まぶたが挙がらず、それが原因で目が細くなり、目つきが悪いと言われたりすることがあります。

 

そこで、これを気にして、「ぱっちりとした眼」を希望して美容外科を受診されます。

 

美容外科医でこの状態を理解していない医師は、患者さんの希望のままに「埋没法」を行います。

しかし、当然、結果はうまくいきません。
「まぶたの状態がよくないので結果が良くなかった」と患者さん側に問題の原因あるとされることが多いようです。

この場合、担当医師は眼瞼下垂の治療経験があればその手術を提案したり、なければ眼瞼下垂の手術が専門の形成外科を紹介することになります。

 

でも、そのような美容外科医は少ないです。

 

そこで、このようなことを防ぐために


二重まぶたの手術を希望される方にお薦めの5つの眼瞼下垂の診断方法


をお教えします。チェックしてみてください。

鏡でお顔を見て
1)おでこにシワがあるか?
2)眉毛が挙がっていないかい? 
3)眉毛の高さに左右差はないか?
4)眉毛とまつ毛の距離が長くないか
5)目を閉じて、指を眉毛の上に置きおでこの動きをブロックして目を開けてください。視野が狭くなったかどうか確認してください。

 

以上の症状が見られた場合は、眼瞼下垂の疑いがありますので、美容外科を受診される前に形成外科を受診されてはいかがでしょうか。

二重まぶたは形成外科の手術手技を用いて行われています。

当センターの院長は形成外科専門医でまぶたの手術の経験が豊富です。

安心してご相談ください。


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やまもと形成外科クリニック 併設

新潟眼瞼下垂治療センター