今日は、朝から歯医者。
そして、午後からは愛犬を連れてちょっと駅前まで
お出かけしてみました。
野暮用やんなきゃなんですけどねー。
今からがんばりまーす!!
某劇場シーン6-2曲目。
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シガーロス(Sigur Rós)については、
2022/4/6のこちらの記事をご参照ください。
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「Intro」は、アルバム「Ágætis byrjun」の
1曲目に収録。
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まさに船出のようなアルバムだ。
日本語で「良き船出」という意味のÁgætis byrjun。
といっても、一般的な船出のイメージとはちょっと違う気がする。
普通、船出という単語は「明るく」「楽しく」「未来に向かって」
といったような、前向きで外に向かうような印象を与える
(少なくとも筆者はそう思っている)。
けれど、海に放り出されたような浮遊感や、時々混じる
ノイズやサイケデリックな音は相変わらずみょうちきりんだし、
船出と言うにはあまりにも複雑すぎるくらいにさまざまな感情
が渦巻く作品だ。
太陽が地球の裏側にある時、真っ暗闇の夜にこっそりと船出を
決意する。誰にも気づかれず、少しずつ大きくなる期待と不安に
胸を膨らませながら、それでも強い意志を持って旅立ちの一歩目を
踏み出そうとするような、そんな船出を感じさせるアルバムと
なっている。
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レ・ミゼラブルでは、いろいろな登場人物が、
新たな「船出」を経験しているような気がします。
主人公のジャン・ヴァルジャンに限らず、
コゼットやマリユス、そして、フランス自体も
そうかもしれません。そして、その船出は
順風満帆ではなく、複雑なもののような気がするのです。
しかし、きっと「良き船出」に違いないとも
言えるのではないでしょうか。
がんばれ!オレたち!