今日もまた暑い一日。
30度を超えたところも多かったみたいですな。
来週くらいからは多分梅雨入りして
雨ばっかりでしょうから、
貴重な晴れの日を、今のうちに満喫しておかないと。
某劇場シーン4-1曲目。
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ライザ・ミネリ(Liza May Minnelli、1946年3月12日 - )は、
アメリカ合衆国の女優、歌手。
カリフォルニア州ロサンゼルスで、イタリア系アメリカ人
映画監督のヴィンセント・ミネリと女優のジュディ・
ガーランドの間に生まれる。2歳時の1949年に、
映画『Good Old Summertime』でデビューし、
その後もいくつかの映画に出演する。
1963年にブロードウェイでのデビューを果たし、
1965年にブロードウェイミュージカルの
『Flora the Red Menace』でトニー賞の主演女優賞を受賞する。
1967年に映画女優として本格的にデビューし、
1972年に公開されたアメリカ映画『キャバレー』で主演を務め、
1973年のアカデミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞
主演女優賞をダブル受賞するなど、その歌唱力と演技力が高い評価を受ける。
~Wikipediaより
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「Mein Herr」は、
映画「キャバレー」のオリジナルサウンドトラック
2曲目に収録。
『キャバレー』(Cabaret)は、
1972年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。
ボブ・フォッシーが監督し、ライザ・ミネリ、
マイケル・ヨーク、ジョエル・グレイが出演した。
1931年、ナチスが台頭してきたヴァイマル
共和政時代のベルリンを舞台にしている。
===某劇場解説===
シーン4 キャバレー
ナチスが台頭してきた、1931年のベルリン。
場末の小さなキャバレー「キットカットクラブ」では、
夜な夜な俗悪なショーが繰り広げられていた。
そこで働く、アメリカ人の歌姫サリーは、
時代の波に翻弄されながらも、女優になる夢を
抱き、恋をする。ナチズムの広がりで退廃した
時代色の濃いベルリンを舞台に、多彩な人間模様
を描く傑作ミュージカル
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実際の映像はこんな感じ。
素晴らしい、歌唱力とダンス!!
各賞を総なめにしたのもわかります。
全然今でも通用するどころかって感じっすよね。
ライザ・ミネリ、さすがです!!
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実際のところ、本作がミュージカルというジャンル映画
の枠を超えて普遍的な名作となりえた理由は、
この根底に流れる反ナチズムのイデオロギーの
要素抜きには語れないだろう。劇中、サリーたちが
ドライブ中に、美しい緑が広がる自然の中で若い金髪
碧眼の清潔なイメージのドイツ人青年がドイツ民族を
讃える“Tomorrow Belongs To Me”を歌い、そこにいた
人々が合唱するというシーンがある。画としては健康的で
美しいが、サリーの困惑したような曖昧な微笑みに人々の
異様な高揚感が寒々とした感情をもよおさせる。そうした
現実に気づきながらも、ナチが嫌った退廃的な文化の象徴
であるキャバレーを愛し、“自分は自分”と好きなように
生きようとするサリーたちの自由は、もはや風前の灯火
なのだから。
享楽的で刹那的なサリーの生き方に共感するしないは別として、
終盤で堕胎後に歌う“Cabaret”には否応なしに涙がこみ上げてくる。
「ひとりで部屋にこもってないで、人生はそんなに長くは
ないから楽しんで、人生はキャバレーよ」と歌うサリー。
その姿は、哀れだろうか? いや、それでも夢をあきらめきれなかった、
こうしか生きられないのだと言い切るサリーが、
誰にどう見えるかは関係ない、嘘偽りのない彼女自身
であることを肯定する姿には時代を超えた普遍性がある。
痛々しくもすがすがしい、人間賛歌ともいうべきメッセージに
感動を覚えるのだ。
~シネマトゥデイサイト2015/7/24記事より
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というわけで、ここでも、やはり
「自分は自分」「嘘偽りの無い自分自身を肯定する姿」
といったキーワードが。
まさに、人間賛歌なんですなあ。。。
ブロードウェイ!!
がんばれ!オレたち!


