明日は、都内へ出勤で帰りが遅くなるので、

本日まとめて投稿しておきますです。

はやく、寝なきゃですよねー。

 

某劇場シーン6-2曲目。

 

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Matryoshkaについては、

2022/11/9のこちらの記事

をご参照ください。

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My Funeral Rehearsal(私の葬儀のリハーサル)

は、アルバム「zatracenie」(2007)の5曲目に

収録。

【商品レビューより】

壮大なオーケストラと無機質でエレクトリックな

リズムに走るノイズが儚い世界を描いていく、

2007年リリースの名盤!
東京を拠点に活動。以前からアート映像や

インディーズ 映画の楽曲などを製作していた

Sen(主にトラック製作担当) と、宅録で音源製作

をしていたCalu(Vo.)が、 2006年に出会い意気投合し

結成された「matryoshka」海外からの評価も高く

日本のユニットでありながらもSigur Ros, mum 

といったバンドを彷彿させる深くもファンタジックで

圧倒的な世界観を描き出した大傑作ロングセラーアルバム。

more recordsサイトより

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このジャケットって、

ピカソの「泣く女」のオマージュでしょうかね。

というわけで、

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【羅城門】
平安末期、飢饉や災害、政治の混乱などにより、
平安京は衰退していた。荒廃した羅城門の下で、
飢えた老婆は、死体から髪の毛を剥ぎ取り、
職にあぶれた下人は、その老婆を襲い、着物を
奪う。生きるために追い詰められた人々、
悪が悪を生むこの世界に、救いの手は、
降りてくるのか。

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芥川龍之介の「羅生門」と「蜘蛛の糸」。

原作では、羅生門は、「下人の行方は誰も知らない」

で終わっているが、もし続きがあるとするなら、

きっとこの「蜘蛛の糸」なのかもしれない。

カンダタをこの下人に読み替えると、不思議と自然に

ストーリーが繋がる。この下人も一時は正義の気持ち

からこの老婆を憎く思ったのだ。だが結局は

老婆の悪の論理によって自分も盗賊になる

「勇気」が生まれ、

悪に染まってしまうわけであるが。

そのちょっぴりの正義の気持ちにワンチャン賭けて、

当然のように地獄に堕ちていたこの下人に

試しに救いの手をのばそうと、

お釈迦様はしてくれたのかもしれない。。。

残念だぞ、下人!!

でも、自分がもし同じ立場になったとき、

同じことを絶対にしないと、果たして

胸を張って言えるだろうか。。。?

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オイルショック時のトイレットペーパーの

買い占めなどは、まさに同じ事では?

きっとあの世で芥川龍之介がため息をついている。

「人間は相変わらず変わらんな。。。」

(2024/4/21追記)

 

がんばれ!オレたち!