マハーラーシュトラ州の巡礼4 | ヨーガ行者 ガネーシャ・ギリのブログ

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1981年から修行の道に入りました。
インド占星術・ヨーガ・ヴェーダ、タントラ等、インドの叡智に触れるブログ。

陽はとっぷり暮れてしまいましたが

3つめのラジャガオン寺院にも間に合いました。

 

安心しました。

なにせこの旅は本当にタイトなスケージュールで、

1か所でも、参拝を逃すと、取り戻すことは不可能だったからです。

 

 

やはり殺人的に混んでいたのですが

数百円ほどの(インド人からみれば高額の)お布施をして

VIPルート(インドの寺院にはよくあります)を

通って20分くらいで参拝できました。

 

参拝して安心したのもつかの間、

お一人の方がおられないのに気づきました。

 

23人もいると、添乗員さん、ガイドさん、さらには私も加わって

数えても、数を間違えることがあります。

 

いらっしゃらなかったのはEさん。

大変穏やかで魅力的な方です。

人を押しのけて、というタイプではないので、

こういう混雑した寺院では、少し大変な想いをされたのかもしれません。

 

ちんみに、その方は英語が堪能とも思えません。

いや、たとえ英語が堪能でも、あまり英語が通じない地域です。

 

かなり心配しました。

 

ガイドのチャマンと、日本から添乗してくださった大塚さんが

方々探し回り、私たちは寺院の入り口の庭に待機することに

なりました。

 

平静を装ってはいるものの、

内心心配している私が遠くを見つめていると、

いつの間にか小学生のMちゃんが近くにきて、

 

「ギリさん。」と話かけてきました。

彼女は彼女なりに一生懸命人数を数えていたようなのです。

 

実は、そのいじらしい話を聞いているうちに

すっかり穏やかな気分になりました。

 

昨日の記事にも書かせていただいたように

この小さな女神さま!は、本当に人を癒す力を

持っている、と改めて感じました。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

結局Eさんは見つかりました。

 

私たちも待ったおかげで、

アーラティ(燈明を捧げる儀式)にも参加できたので

実はこれも神の配剤なのかもしれません≧(´▽`)≦

 

メデタシ メデタシ (´∀`)

 

エキゾチックな雰囲気の門前町