☆体質に合わない健康・美容法が逆効果になることは多い | Herbal Ayurveda 代表 ブラフ弥生

Herbal Ayurveda 代表 ブラフ弥生

ブラフ弥生
アーユルヴェーダの知恵を日常に楽しく活かして
より自分らしさ輝く毎日へ。

東京・花小金井のアーユルヴェーダスクール&サロン
『Herbal Ayurveda』を主宰しています。

プロフィールはこちらから★

 

 

 

先日、半年以上ぶりにお会いできたお客様(A様とします)に

久しぶりにトリートメントさせていただきました。

 

*内容をブログに書くことを許可くださり、

ありがとうございます。

 

 

久しぶりにお会いすると、

肌荒れ(大きめな赤い吹き出物)と赤い発疹、

そして胃の痛みと下痢に悩まれていました。

 

 

 

これまで数年間お会いして、

その悩みはなかったので、

 

まずはよくお話を伺いました。

 

 

 

この半年間、妊活と子宮疾患の改善のために、

よもぎ蒸しを週3とお灸を行っているとのこと。

 

 

セミナーで勧められて購入したそうです。

 

 

 

なるほど!と思いました。

 

 

 

A様は、アーユルヴェーダの体質理論からみると、

 

ピッタ(火のエネルギー)が優勢。

そしてカパ(水と地のエネルギー)も多めです。

 

 

お会いする季節や生活状況によりますが、

 

「ピッタ」が強まっているという日もあれば、

「ピッタカパ」「カパピッタ」という日もあり。

 

 

 

先日は、完全に「ピッタ」が増悪している状態でした。

 

 

ピッタは火のエネルギーなので、

暑い場所に長くいたり、温めすぎることで強まります。

 

 

もともとピッタの力が強めなのに、

週に3回以上も熱を与えたら、

真冬でもピッタが増悪していまいます。。

 

 

ピッタ(火のエネルギー)って、

体内では変換する働きを担当しています。

 

 

ピッタが増悪しているときは、変換力が多すぎるので、

炎症をともなった吹き出物や発疹が出やすくなります。

 

ピッタ増悪でできたものは、

カパのくっつけて定着させる働きで

より治りにくくなります。

 

 

 

そして、部分だけが違うということはないので、

子宮にも同じことがいえます。

 

 

同じ疾患でもヴァータ(風)乱れが原因の場合は、

温めることで改善が期待できます。

 

このパターンの方が

忙しい日本人には多いと思います。

 

 

 

が、ピッタ増悪が原因の場合は、

温めて活性化させることが逆効果になる場合も。

(私はこのケースで悪化させました)

 

 

温めて、体調が良くなるのなら大丈夫ですが、

温めて体調が悪くなるなら、子宮の状態も同様で

良くなっているとは考えにくいです。

 

 

 

さらに、

頑張り屋のピッタと継続力のカパ 。

 

 

仕事も忙しい中、子宮関連も

できることは全てやろう!

と頑張りすぎていたみたい。

 

 

 

トリートメント中、下腹部が

燃えるように熱かったです。

 

 

そういえば、以前、

旅行前にピルを飲んで体調を崩していた方が、

同じような熱さでした。

 

 

 

今は真冬なので、冷える訳にはいかないのですが、

ピッタは鎮静したほうがいいので、

 

一旦試しに、温める療法をおやすみして、

それで体調が良くなるか試してみることになりました。

 

 

また、やさしく温めながら、

身体の余分な熱を上手にとるための

生活法をお伝えしました。

 

 

 

外が寒いので、少しお休みすれば、

体調が戻るのは早いんじゃないかなー、

 

そのあとのことはまた考えましょう。

 

 

 

まずは身体的に増悪してしまったピッタを鎮静すれば、

心も穏やかに楽になるはずです。

 

 

 

次回、お会いする時には

まず体調が落ちついていますように。

 

 

 

自分にいい健康・美容法が

誰にでもに合うわけではありません。

 

自分に合わない健康、美容法が

とっても合う!という人もいます。

 

 

同じ疾患でも原因はそれぞれです。

温めた方がいい人もいれば

温めない方がいい人もいます。

 

 

 

アーユルヴェーダは個人を、

理論に基づいて多角的にみます。

 

 

 

 


アーユルヴェーダ基礎1day講座
2月満席になりました。

https://ayurveda-ganesha.jp/25226.aspx

 



新講座のアーユルケアリスト認定講座
第1期は満席となりました。

https://ayurveda-ganesha.jp/25225.aspx

 

 


セラピスト養成コース(受講生募集中)

14期2月〜 15期5月〜

https://ayurveda-ganesha.jp/school_therapist.aspx

 

 

 

image