三度目になりますが、上の問題文や資料は読んではいけません。40分しかありません。
必要である箇所のみピックアップして読みます。
僕もそういう解き方しかしていません。
講評としては全体的にやや易化。
大問4のみ時間がかかり複雑です。
去年と同じ4分野4問と同じ傾向です。去年よような難問はなく、やや難問が5つ程あったぐらいです。
全体的に良問。
ただ塾で傾向を習うか自分で過去問をやり戦略を立てておかないと、かなり痛い目にあいます。
とくスピードがかなり要ります。全科目とも「なぜ?」等(学問の基本姿勢ですが)思い逡巡していると、確実に負けます。
テスト技術重視でハイスピードで解いて下さい。
1
⑴
水の中なので水上置換法です。
⑵
適さないものは、水に溶ける気体を選び、アンモニアと塩素。
⑶
二酸化炭素の発生は石灰石と塩酸。ベタです。
⑷
試験管内に最初は空気が入ってますので、捨てます。
⑸
アは酸素の性質
イは二酸化炭素
ウは水素
⑹
くどいですが上の四角内は読みません。
①イオン記号(式は変ですね)
Zn 2+
②
これは僕は出来ませんでした。亜鉛の電子の数です。放出される数を聞いているしかないと思いました。28です。アルゴンの2つ前かな?
⑺
①
後の問題にも出てきますが、発展学習のイオン化傾向を知っていないと解けません。
貸そうかな、まあ当てにするな、ひどすぎる借金→一番有名
F
電流は+から-に流れると決められています。実際の電子の流れは逆ですので注意。
⑻
電解質を選ぶ。電気が流れるものは全て電池になり得ます。ポカリから食塩水。ちなみに食塩はバツです。
⑼
イオン化傾向で差が大きな2つ程電圧も大きい。オかカで、どちらが左かで選びます。やや難問。
2
⑴軽いものは上昇します。暖かい空気が上昇するため、下から冷気が入ります。寒冷前線の雲の出来方と構図は変わりません。
c は間違えました。
海風も陸風や夏冬の季節風も原理は同じです。
[資料がやたら多いのが、入試の大傾向で趨勢です]
⑵夏は太平洋からの季節風で湿ってます。海からの風は湿ってます。そして夏の方が海と陸との温度差があるので、風は強い。
実地に即した勉強を心掛けて下さい。理論だけでなく現実の現象を人に説明できるようにまで学んで下さい。
⑶
大阪とデリーの15時の最高気温はデリーがかなり高い。最低気温は変わらず。差が大きいのはデリー。インドですよ。
より湿っているのは湿度の高い方。
⑷
気温34度 乾球 湿球との差が5度。表から選ぶ。発展学習の気化熱は分かっておきたい。(状態変化するにはエネルギーが必要で周りから熱を奪います。例 注射の際の消毒。 水のグラフで平行線があるのもその為です)
⑸
露点。基本
⑹
e
表ⅠとⅡよりデリーの12時は気温39度、湿度25%。
表Ⅳより48.6×0.25=12.15?暗算
冷やしていくと14.2度ぐらいで露点。よって答えは14。
f
気化熱。汗をかくと蒸発し身体が冷えたので。
気分転換に
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3
⑴維管束は双子葉類は環状。
⑵水→道管(すいどうかん)。双子葉類は主根と側根。
⑶種子になるのは胚珠。
⑷1問間違えました。少し前の資料の記録を丁寧に見る必要あり。少しわかりにくい所もありました。(実際観察経験があると強い。また実験や経験が入試では重視化)
⑸
はよく見る絵です。
花粉の中に精細胞があります。花粉管が伸びます。雄と雌かは抑えてテキパキ進んで下さい。核となるキーワードだけゲット。あとは飛ばす。
⑹ 親の性質を子の遺伝子は半分ずつ持ちます。無性生殖はそのままです。
4
⑴500mA端子に繋がれていますので、100の手前の80です。
⑵やや難問
まず合成抵抗は
直列ではRa+Rb=R全
並列では1/Ra+1/Rb=1/R全
(発展)
になります。
具体的に数値を入れて見る。50Ωと100Ωと0Ω。グラフが見えてきます。
⑶やや難問
オームの法則より、1.5Aと3Vの為2Ωになるように、スイッチを入れます。
つまり8Ωの抵抗を通らないような道筋を作ります。pとs だけ入れて残りはオフ(切り)でいけます。少し解くのに時間を取られます。
⑷やや難問
[電流の問題はすぐてんとう虫を書いて下さい。会おうV君と 愛があればいいな]
Vが一定でAが最小にするにはΩが最大の時。
つなぎ方は4通り
2Ω単独か8Ω単独か2つを直列繋ぎと並列繋ぎ。
最大になるのは直列の繋ぎ方よって、qとsだけ繋ぎ、あとはスイッチを開けておきます。
⑸やや難問
①Ωはひとまず分かりません。
JはIEと秒があれば分かります。
1.5A×6V×180秒=1620Jになります。
②全体抵抗はオームの法則より4Ω
1/12+1/X=1/4
X=6
[落ち着いて整理しながら必要な情報だけピックアップがコツ]
⑹やや難問
不明なZが6Ωと決まりました。
一番速く温度上昇させるのはA×VのWが大きいモノ。Vは6Vと固定。Aを一番大きくするには、最小のΩになります。
6V=A× Ω から。
抵抗2本の選択です。一番抵抗が小さいものを並列でつなぐと最小になります。よってXYZでYが一番小さい5Ω。幸い2本ありますので、Yのみで2本。そして並列。が一番抵抗が少なくなりAが最大になり、熱量が最大になり、温度上昇が一番速いです。
⑺
900W× X秒=450000
(900は90%の為、千W×0.9より)
X=500
⑻電力が大きくなると熱を持ち導線が焼けます。
以上5科目をダッシュで書きました。解くのは時間がかかりませんが、入力が大変でした。2017+2016年度はおもてなしの心がなかったと反省し、全問の解き方を丁寧に書きました。見直せませんでしたので誤字があると思います。また思い出しながらの入力の為間違いがあるやもしれません。ご容赦くだされれば幸いに存じあげます。
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