(人)、文、話の評価基準 | 八尾市本町の進学塾 田中塾 田中章弘のブログ

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八尾市の田中塾代表。和気あいあいと楽しく、成績は爆発的に抜群に伸ばすがモットーです。入試合格率には自信。CやD判定でも多数の合格者を輩出。塾講師歴約20年。大阪府公立高校入試問題のスペシャリスト。強い科目から並べると国語・数学・英語・理科・社会

感情(好きか嫌いや情緒)と論理人間性(これまでの言動)と感性(直感)で判断します。

 
僕も浪花節の日本人なので、どうしても感情のウエイトはでかい。
 
ただ上記の4点を考えないと、間違った判断を下し評価決定してしまう。どれか一点で判断するのは危ない。
 
最初の2点はアリストテレスの修辞論にあったと記憶する。(人間力はパックン、直感はヒカルの碁の倉田も言っていた)
 
4点目の感性は行間読んだり、(特に写真や絵は)奥に秘められたものを追って感じたり、すぐピントきたり、わからなかったり色々だが。
 
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一番、二番が良くても、三番の人間力がないと、無責任な机上の空論になる。詐欺や悪になることもある。
 
悪い奴は口が達者。情緒的で詐欺的論理が上手く、表面(事実)は菩薩。でも心(真実)は畜生。
 
話し手の人間性の見極めはとても大事。
 
 
今回は論理について
 
文は数学ではないので、演繹法(3段階論法)のトリックに注意が必要。
 
三段論法→「人は死ぬ。田中はんは人だ。故に田中はんは死ぬ。」A=B  C=A  故にC=B  この場合100%だが、文は大前提や展開がほぼ100%はない。
 
トリックの例
 
「ヤンキーは怖い。怖くて脈拍上がる。故にヤンキー見るとドキマキする。」
 
最初の文や第二文の正当性や妥当性が各々8割とすると、結論の正当性は64%しかない。
でも大抵の話は、その場の雰囲気で100%と説得力をもたれ、納得してしまうので、気をつけたい。
 
(また逆に悪ぶっていても、行間から慈悲がわかるブログも多い。)
 
話の三段論法にはそういうパーセンテージの判断が必要かと。騙されないために。
 
 
また帰納法にもがある。
 
「自転車の両輪のように、夫婦は呼吸合わせて二人三脚で進みましょう。自転車で車輪が別々の動きをしたら危ないですよ。」
 
↑こんな文章、論理的にはn=1をしただけ。夫婦の在りようは人それぞれ。
 
 
よく浪花節で人に利用されつくされ、騙される田中はんの独り言でした。微笑


6月13日 加筆

人の評価基準として最重要なことは人間性だとおもいます。頭がいいとか関係ありません。
 

 


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