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※19日(月)の海の日は営業いたします
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こんばんは、hataです(´▽`)
梅雨の長雨に苦しんでいるうちに、気がつけばもう7月半ば・・・・。えっ?という感じです。
でもありがたいことに、今週は少しマシなお天気なのかな?(・・・・と思って書いていたら、さっき滝のような土砂降りを食らいましたよ。庭がまたビショビショ。2日くらい乾かしたかったのに。(ノД`)・゜・。)
この数日、雨が断続的でようやく作業できるようになったので、前にご予約をいただいていたギボウシ・タマノカンザシを、在庫置き場から掘り上げたりしました。
キングサイズ! ちなみに、比較用に写っているhataはMサイズです(´・ω・`) いつか高さ180cmくらいになれるかなあ。
それをたくさん! デカすぎて、庭の植物たちがおもちゃみたい!
16株。積み込みが便利なように通路に並べたら、おかしな景色に。売り場がもっともっと広かったら、店頭に置いておけるのですが・・・・・(ノД`)・゜・。普段は裏に置いておくしかないです。
在庫がほぼ全部なくなりましたが、それでもまだ少しあります(小さめサイズ)。ご所望の場合は、お声がけくださいませ(トレーに乗っけて抜き苗でのお持ち帰りになりますが、大株のギボウシはイモも大きいので、なんと抜き苗のままでも長期間へっちゃらです。ぶっちゃけ、地面の上にそのまま放り出しておいても、来春まで平気だったりします)。
ギボウシ・タマノカンザシは大型品種。つやつやで明るい緑の大きな葉と、他の品種より少し遅く(真夏)に咲く、真っ白なラッパ型のお花が特徴です。とても強健で、広いスペースを埋めるには便利ですよ(´▽`)。
さて。もう夏休み前なので、例年どおり、当店のガーデニング苗の部門はそろそろお片付けの時期。
しかし今年は苗の入荷に苦しんだうえ、残りの在庫も少ないので、まとめてドン!とセールをやると、月末までもちません。これからは、段階を追ってセールの品が混ざっていくという形になりそうです。
一方、ガーデニング苗の代わりに、別の商品群の季節になります。今回は、それらのご紹介です(^^)/。
今春から始動を始めていた盆栽たち。那須の旅のおみやげとしてだけでなく、普通に鉢植え園芸の品としてどうぞ。
「持ち込み(=植えつけ)」から1年以上の鉢~これからお客さまご自身で仕立て・育成していただくための「盆栽の素」的な鉢まで。
モミジは定番ですが、人気&けっこう丈夫&お安めなので、多めにご用意しておきました。
店内に陳列しておりますが、外の盆栽売り場の品と3日間感覚くらいでローテーションして、徒長しないよう管理しておりますので、その点はご心配なく。
「なんでローテーション?」。ちょっと長くなりますが、園芸未経験の皆さまにご説明を・・・・。
お買い上げ時に添付させていただいている「育て方」にも書いていますが、盆栽は基本的に、屋外で育てる品物です。一年中室内に飾りっぱなしは、非常に困難です。
ほとんどの植物がそうですが(熱帯のジャングルの下草やツタのような観葉植物以外)、光・通気など、それぞれの性質に適した環境を用意できないかぎり、一般住宅の室内での長期的な栽培管理は難しいと言えます(それくらい、近代日本の一般住宅というのは気密性が高く、窓が小さくて暗いです)。
盆栽についても同じで、和室の「床の間」にドン!と飾ってある印象も強いと思いますが、あくまで来客のときだけ飾っているのであって、普段は屋外で栽培しているのです。(生け花と一緒で、お客さんが独りで待っている間、掛け軸の景色とセットでぼーっと眺めて、山野に思いを巡らせていただくという風流な文化ですね)。
これまでにも「観葉ブーム」「ミニ盆栽ブーム」は一定の周期で繰り返し起きていますが、毎回、2年ほどで終息してしまうのが常です。最初の年に嬉しく買って→1年ほどで哀しく枯らしてしまって→うんざりしてやめてしまうというサイクル。
どうしてこんなに失敗例が多くなってしまうのか・・・・・原因は、業界が安易に使いがちな「ミニ」「インテリア・グリーン」という、ちょっとオシャレで聞こえの良い言葉のせいもあるのかも? 「インテリア」=「屋内でいいんだ」と思い込んでしまいますが、上に書きましたとおり、多くの植物が、自然界で生きているのと同じように、屋外の環境を必要とするからです。
なので、今度こそ! 我々販売店が、売り急がず、ましてや「園芸は遊びですから」と言ってごまかさず、初めて植物を育てられる皆さまには必ず、「インテリア雑貨ではなく生き物であること」「栽培方法の要点」を(難しい点やマイナス面も含めて)できるかぎりご案内させていただくことが、我々業者にとっても重要になると思うのです。
まあ、くそ真面目なことを言ってばかりいると、当然、売れる数は半減しますけどね・・・・・(´▽`)。
さて。そんなこんなで、プロの園芸店としては、屋内での植物栽培をやみくもにに推奨するわけにはいきません。
しかしそれでもなお、お部屋でもぜひ植物をお楽しみいただきたい当店としては、「アーティフィシャル・フラワー」という商品群をご用意する運びとなっております。
先週、ディスプレイを変更しました。今年は、ドライフラワー・タイプに力を入れております。私たち個人的にも、最も好みのグループです。
暗めの写真の方が、わかりやすいかな?
主役級の「プロテア」とか・・・・
本物のドライフラワーでも人気の「ライスフラワー」とか。メーカーさんも頑張ってくださってます(*‘∀‘)。
おすすめは、このパーツ。
メーカーさんの方でもともとスワッグ風にしてくれているので、このまま飾っても◎。
寂しければ、ドライフラワー・タイプの花を添えるだけ。
あえてスッキリとか・・・・・
もっといろいろ足してみたりとか。同じテイストなら何でも似合ってしまう便利なパーツ。
窓辺(北側)に、素朴に飾ってみたり・・・・
カッコイイ花器に投げ込んでみたり。
ホワイトとベージュが基調なので、上品に仕上がるうえ、春夏秋冬いつでもきれいに見えます。
いつもと同じ価格で、お試し用のブーケもご用意いたしました。
広げるとこんな感じ。
余談ですが、こちらも人気だったりします(´▽`)。
アーン型の植木鉢に、在庫をドサドサと投げ込んでみたら、これまでにない高級な雰囲気になって、私たちもビックリしてます。
その場の確認用にあわてて撮った写真なのでブレてますが・・・・・淡いグリーンや白いお花と合わせても美しいパーツです(^^)/
こちらは「夏の湖畔で行う、結婚式の前撮りに使うための、コンパクトなウェンディングブーケ」という内容でご依頼いただいたもの。※念のため書いておきますが、hataは花嫁ではありません。本物の花嫁さんは真っ白なウェディングドレス姿で、もっとステキな方です。
本物のドライフラワーでは出しづらい、透明感と清潔感が◎。
「超・繊細さ」は本物のドライフラワーにはあと一歩及びませんが、「カビない」「ほぼ劣化しない」という点は、アーティフィシャルが上。
「どうしても本物のドライフラワーでなきゃ嫌だ!」という方にはおすすめできませんが、「そこは特にこだわりはない」「雰囲気がドライフラワーっぽければ良い」という方は、ぜひお試しくださいませ(^^)/。
さて。今年、思わぬ人気商品となっていますのが、こちら。
盆栽じゃなくて、上の方。
「ちょっとしたおみやげ用」&「アーティフィシャル・グリーンお試し用」として作った、吊りタイプのミニサイズ・ブーケ。とりあえず付けてしまった商品名は「どこでもグリーン」((笑))。 ※色違いの「どこでもシャビー」もあります。
かなりたくさん作ったのですが、残りいよいよ7、8個。※シャビーはあとふたつ。
ネーミングはともかく、もちろん絶対に枯れないので、思わぬところに飾ったり、他の花材や雑貨と組み合わせたり、いろいろ工夫してみてください。
当店でも、ふと見上げると、着生植物みたいにディスプレイに潜んでいたりします。
生きた植物とは真逆で、「屋内用」でございます。
ではでは、今回はこれで。
梅雨が早く終わりますように(´▽`)