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3月の営業日
15日(金)・16日(土)・17日(日)
21日(木)・22日(金)・23日(土)24日(日)
29日(金)・30日(土)・31日(日)
3月中の営業時間は 10:00~16:00です。
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こんにちは、hataです(´▽`)
ついに3月に突入しました!
昨年~今年の冬のプロジェクトについては「春まで秘密」と決めまして、
1月も2月も、こっそり進めている作業については一切触れず・・・・・・。
毎回アクセスしてくださっていた皆さまには、
内容の薄い記事ばかり続きまして、たいへん失礼をいたしました。
なので、今回の記事は、かなり唐突な感じになりますが。
この春、LEAF HOUSEの屋内売り場に、
アーティフィシャル・フラワー&雑貨の販売店
「HANARU」がオープンすることになりました!
お花ざかり!
・・・・まあ、経営者は、変わらず私たちですけども。(´▽`)
建物の改装工事をしたわけではございません。
くれぐれも、ご期待過剰気味でお越しいただきませんよう、ご注意くださいませ~。
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☆店の名前と雰囲気について・・・・・・
「もう1店舗立ち上げるつもりで気合いを入れよう!」ということで、
自分たちでも呼びやすいように、ちゃんと店名もつけてみました。
「HANARU」といいます。
花る。フラワーする。花屋っぽいし、覚えやすいということで。
LEAF HOUSEの落ち着いた雰囲気を保ちつつ・・・・・
「華やかなお花もございますよ」と、お客さまにお伝えできるようになった。(´▽`) 嬉しい~。
夕方の写真なので、ちょっと店内が暗めですが・・・・・昼間はもっと軽やかな雰囲気です。
また、ディスプレイの途中で撮ってしまったので、まだ商品が少ないです。今はもっとございます。
とりあえず、今までのカントリー風味の店づくりでは取り込めなかった要素や色や質感が、
自由に使いたい放題になったので、全体が華やかになったような?
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☆陳列について・・・・・・
さて、どんな形態のお店かと言いますと。
屋外のLEAF HOUSEとおなじく、こちらのHANARUでも、
お花やグリーンを、ご自由にお手に取ってお選びいただけます。
あたりまえのような説明ですが、
実はこれこそが、「一般的なお花屋さん」と「アーティフィシャル・フラワー屋さん」の一番の違い。
お花屋さんで生花を買う時って、好き勝手には触れないので、これは造花の良いところですね。
商品は、テーマごとに陳列しています。
カラー(色)ではなく、トーン(彩度)で分けておりますので、
「生まれて初めて花束作りにチャレンジ!」という皆さまも、どうぞご心配なく。
とりあえずお好きなものを1種類選んで、その近くにあるお花を添えていただくだけで、
きれいに仕上がるようになっています。・・・・・たぶん。
もちろん、もっと複雑な組み合わせも可能。
ぜひ、プロのフローリストになったようなウキウキ・ドキドキをご体験くださいませ。
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☆各コーナーについて・・・・・・・
2週間後のオープンに先駆けて、各コーナーをちょっとだけご紹介です。
こちらは「MUTED PASTELS」コーナー。
落ち着いたトーンのパステル・カラーがそろっております。
「パステル・カラー」とだけ聞くと、「可愛い」→「若い女の子向き」と思ってしまいがちですが、
ちょっと抑えめなパステルは、実はかなりの「大人色」。
可愛いだけでなく、とてもカッコイイので、女性はもちろん男性の皆さまにもおすすめです。
ちなみに、このカラーリングは、今年のインテリアの世界的なトレンドで、
特にピンク系が推しのようですよ。
これは、私の母の誕生日にと思いまして。もう87歳ですが、あえてこの色で!
こちらの「ミューテッド・パステルズ」からは、
上の写真のようにいろいろなお花をキュッと詰めた、コンパクトなラウンド・ブーケをおすすめしています。
高級なイメージ&優しい温かみがそなわった色調なので、
バスルーム周りや、寝室にちょっと添えていただくと、上品な雰囲気になりますよ。
ゴージャスにてんこ盛りにすると、こんな感じ?
派手かと思いきや、飾ってみると実はまったく派手じゃないのが、抑えめピンクの良いところ。
写真は、私が試しにドサッと活けてみたものですが、←花の位置とか適当です。
こんな感じで、皆さまのお好きな花材を組み合わせていただけます。
計算してみたら、これで5000円弱(花器は除く)でした。入れすぎたかな?もう少し減らしても◎でしょう。
「NATURAL & JOYFUL」コーナー。
ここには、草原から摘んだような野草風の花や葉っぱ、元気で快活な色合いの花たちを集めました。
淡いグリーンの葉っぱに、爽やかな白や、明るい黄色のお花を添えるだけで、簡単にまとまります。
黄色というのは、服飾ファッションに取り入れるにはやや難しい色かと思いますが、
インテリア・フラワーとしてはとても使いやすいグループです。
自然な雰囲気が詰まったカジュアルな花束をお作りいただけます。
「なんだか派手になったのね~」「変わってしまったのね~」と、
当店を長年ご愛顧いただいてきた皆さまにガッカリされてしまわないように、
新設の華やかでキラキラと明るいコーナーだけでなく、
リーフハウスのしっとり感を継続したコーナーもございます。
「ANTIQUE COLOR」コーナー。
こちらには、油彩画や古い写真のような色彩と質感のものをセレクトしました。
「アンティーク・カラー」と名づけましたが、もちろん「カントリー風」とも相性抜群。
どちらも、いつの時代も素敵に見えるジャンルですので、安心してお使いいただけるかと思います。
写真は入荷が始まったころのものですが、現在はさらに追加されています。
まあ、ガーデナーの皆さま方には、この雰囲気はおなじみですね。
「アンティーク風」「カントリー風」のインテリア・アイテムは、
この数年、ガーデニング・ブームと並行して幅広い世代に広まってまいりましたが、
実は、このジャンルにはひとつだけ弱点が・・・・・。
ペンキが剥げたシャビーな家具や木材、肌がくすんだ食器やガラス、
錆びたアイアン雑貨、ドライフラワーなどを、1か所にたくさん集めて飾った場合、
最初に求めていたはずのステキなノスタルジックを越えてしまって、
なんだか寂しくてカビ臭いような、退廃的な雰囲気が濃くなってしまうことがあるのです。
そんなときは、思い切ってアーティフィシャル・フラワーのスッキリした素材感を添えてみてください。
双方が引き立て合って、本来のカントリーの魅力が蘇りますよ!
清潔感のある素材がコントラストを生んで、場にメリハリがつくのですね。
さきほどの「ミューテッド・パステル」ではいろいろな種類を合わせた花束をご紹介しましたが、
アンティーク&カントリー風の空間の場合には、生の花束や寄せ植えと同じで、
「種類を入れすぎない」のがコツ。
1種類のみ、せいぜい2~3種類におさえて取り込むと、
もし周囲が雑貨だらけでも、ゴチャゴチャ感がスーッと消えてくれます。
また、つややかに磨かれた重厚なアンティーク家具には、
大輪の花1種類を、大胆にどっさり飾っていただくと、「本物」の雰囲気が引き立つでしょう。
オフ・ホワイトの大輪ピオニー。まとめて飾れば、不思議と欧米の雰囲気を演出できます。
意外と明るくて優しいトーンなので、お部屋が可愛くなりますよ。
「ELEGANT」コーナーは、まだちょっと陳列が終わっていないのですが、
オープンまでにはなんとか間に合わせます。
こちらにはドレッシーでゴージャスな雰囲気の花材がまとまる予定です。
バラの仲間はこちらのコーナーに。
フラワー&ガーデニングにおいてだけでなく、
アーティフィシャル・フラワーでも、バラは人気が高いようです。
とてもたくさんの種類が製作されているのですが、
当店では、色、花の形が大人っぽくて、単体でも美しく見えるものをセレクトしています。
中輪咲きの愛らしいタイプもございます。
さて。
当店の屋内売り場はふたつの部屋に分かれているのですが、
お花でいっぱいの手前の部屋とは違って、
奥の部屋は、また別のジャンルでまとめました。
アーティフィシャル・リーフと、花器や鉢などのベース類などの販売エリアです。
こちらのディスプレイは、昨年の春から実験的に進めておりました。
あくまで、「森や林」をイメージして、スッキリと。
熱帯の「ジャングル」になってしまわないよう、気をつけつつ・・・・・・。
都心部では「アーティフィシャル・リーフによる壁面装飾」がいよいよ普及し始めていますが、
一般的には、大きめの観葉植物なども混ぜ込んだ、熱帯雨林風のスタイルが多い印象です。
ガラスやコンクリートが基調のモダンな建物や店舗などに、
ドン!と取り込まれていると、とてもカッコイイですね。憧れてしまいます。
ただ・・・・・・うちは店内が広くないうえ、
そもそも那須高原という冷涼地にあるせいで、なんだか「熱帯植物」があまり似合わない感じ・・・・・。
なので、どちらかというと「雑木林」に近いようなイメージで、
アーティフィシャルの葉っぱを手がけることにしたわけです。
花器や鉢や雑貨などのハードウェアと絡めて、「さりげなく」飾るのがおすすめです。
「葉っぱもの」につきましては、どのメーカーさんのものでも共通する、ちょっと不思議な特徴があります。
やや遠目に飾ってあるとフレッシュで美しく、
ものによっては本物と見まがうほどのクオリティなのですが、
すぐ近くで見ると、なんだかブニョブニョとして、ゴムかビニールっぽい質感のものが多いのです。
なので初めてお試しいただく場合は、
「玄関のシューズ・ボックスの上」とか「キッチン・カウンターの横」のように、
飾る場所を近距離で眺められるところに限定せず、
手で掲げてご自宅内をうろうろしながら、もっとも自然で美しく見える場所を探してみてください。
ちょっと手の届かないような棚の上や、窓の近くの明るいところ、
電球色のスポットライトの先などがキレイに見えるのでおすすめです。
また、上の写真に「さりげなく」と書きましたのは、実はもうひとつ理由がありまして。
花たちに比べて、葉っぱのアーティフィシャルは、やけに値段が高いのです! 値札を見てギョッとします。
どっさりご購入いただく前に、まずはちょっぴりお試しいただいたほうが良いかも。
・・・・・・・などなど。
今回は記事が長くなってきたので、他のコーナーは、また別の機会にご紹介させていただきます。
通路は、なんだかスッキリしたような気が。でも、このあと雑貨が入ってきました。
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☆ミニ花束もあります・・・・・・・
春のオープンにあわせて、
素材の単体売りだけでなく、各コーナーに「お試し用・ミニブーケ(仮称)」をご用意しております。
私たちのおすすめ花材を、せっせと束ねています。
今のところは5種類。
「MAUVE」・・・・・・・モーヴ。モダンでかっこいい系。
「NATURAL」・・・・・ナチュラル。柔らかい自然風。
「ELEGANT」・・・・・エレガント。豪華でドレッシー。
「JOYFUL」・・・・・・・ジョイフル。明るく楽しく快活に。
「FOREST」・・・・・・フォレスト。緑に癒されて。
こちらは次回の記事で、namiさんからご紹介させていただきます(´▽`)
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☆アーティフィシャル・フラワーとは・・・・・・
最後に、肝心のアーティフィシャル・フラワー&リーフについて、少しご説明させていただきます。
これはいわゆる「造花」のことで、シルク・フラワーとかフェイク・フラワーとも呼ばれてきたものです。
とは言え、バブル期にデパートのショーウィンドウを賑わわせていた原色べっとりの派手なタイプや、
昭和の昔に商店街のセールを盛り上げていたような色の薄い旧型とはまったく違って、
現在の専門メーカーさんたちが生み出す品々は、
本物の花にもまったく引けを取らない、見事なクオリティとなっています。
パッと見、生花かと思ってしまう出来栄え。
ガーデニングでおなじみの秋色アジサイも、美しさを再現できている。
海外はもちろん、国内にも大きなメーカーさんが何件か存在していて、選択肢がとても幅広いです。
ただ、もちろん全メーカーから、全種類を仕入れるのは
私たちには荷が重すぎる(大きな倉庫と数千万円が必要になってしまう)ので、
HANARUでは、
「高価すぎず、でも安っぽくない」「ハイ・クオリティ」「使いやすい色」
を基準にセレクトしております。
複雑な造形美は、今どきのアーティフィシャル・フラワーの持ち味。
加えて、最近のアーティフィシャル・フラワーの魅力は、
ただ単に実物を模しているだけではなく、「本物の花には存在しない色や質感」も楽しめること。
豊富なバリエーションのどれもが、
現代の建築や内装、家具やインテリア雑貨と組み合わせやすくなっていますので、
気軽なルーム・アクセサリーとしてご利用いただけます。
このラナンキュラス・・・・なんとも上品なカラー。うすピンクの花に良く似合います。
ピンク系のアジサイのひとつ。繊細なグラデーションが美しい。
カラー・バリエーションが豊富で楽しい!
そしてもちろん、アーティフィシャル・フラワーのなによりの魅力は、枯れないこと。
だって、花の形をした雑貨だもの!
これなら、1週間ほどでお別れしなければならない生花の哀しさを味わうことはありません。
陽の当たらない廊下や、暗くて空気の動かないトイレなど、
これまで生きた植物を飾りづらかったスペースにも自由に飾れるので、
熱帯観葉や多肉など、室内植物の栽培で苦しんでしまった方は、ぜひお試しを。
また、「ドライフラワーが欲しいけど、カビや劣化が心配で・・・・」という皆さまにも、
安心してお使いいただけます。
実際、「ほぼ不死身」ということは、
インテリアとしてのポテンシャルがとても高いということでもありまして、
容器に閉じ込める、壁にかける、天井から吊るすなど、かなり無茶な使い方が可能になります。
束ねて壁にかけただけ。滝のように垂れ下がるグリーンは、なぜか上品に見える。
最近よく見かけるグリーンマット(100円ショップのもの)と組み合わせたり。ちょっと写真が悪いですが。
土も水もいらないので、宙に浮かせた寄せ植えも可能。
この「なんでもアリ」な強靭さのおかげで、
個人宅はもちろん、お店やオフィスや公共施設の装飾として、
さらには結婚式やイベントの飾りとしても、急激に人気が高まっている感じです。
日本ではようやくグリーン壁が普及してきましたが、欧米は・・・・・すごいです。天井一面ピンク花で埋めた披露宴とか。
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☆現在の心境・・・・・・
いつになく、饒舌な記事になってしまいました。お付き合い、ありがとうございました。
「せっかく手掛けたのだから、ちゃんと宣伝しておかなければ」
という余計な気合いが入ってしまっています・・・・・・・ごめんなさい。
積極性に満ちた記事になっていますのは、
あくまで、アーティフィシャル・フラワーの美しさと便利さをお伝えしたいだけでして。
「リニューアルしました! ワーイワーイ!」と調子こいているわけでは決してなく、
経営者として、緊張や不安や心配をたくさん抱えております。
HANARUは今のところ、いかにもLEAF HOUSEらしい印象です。
「私とnamiさんが花屋を手がけたら、きっとこんなだろうねえ」というお花コーナーでして、
「園芸っぽさを拭いきれないお花屋さんになりました」・・・という感じ?
アーティフィシャル・フラワー専門店として名乗りを上げるには、
まだまだ時間と経験が必要と思います。
普通のお花屋さんに必須の何かがガバッと欠けていて、
代わりにお花屋さんにはあまりない、ワイルドでざっくりした要素が、すでにたくさん紛れ込んでいたりします。
花器が植木鉢だったり、家の裏から伐採してきた葛をディスプレイしていたり・・・・・。
まあ、オープンしたての個人店は、こんなものでしょう! 8年前のリーフハウスのオープン時よりはまともです。
陳列、サービス内容、在庫量などなど、少しずつ微調整していきたいと思いますので、
本業のLEAF HOUSEと併せて、HANARUも、どうぞよろしくお願いいたします(´▽`)
ではでは、今回はこれで。
来週は、namiさんです~。