ディッキアの子吹き&我が家では(那須のリーフハウスのブログです) | リーフハウスでたらたらりん

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那須の園芸店「LEAF HOUSE(リーフハウス)」です。宿根草・低木・多肉植物・アーティフィシャルフラワー、インテリア雑貨の入荷情報、
ディッキアの育て方や管理・通信販売、庭の写真集・紹介、ガーデニング作業、寄せ植えの紹介。那須での移住生活、田舎暮らしの紹介など。

 

 

おはようございます、hataです(´∀`)

 

冬季休業に入って、十日間ほどが過ぎました。

自由にまかせて遊び惚けているかと言うとそうでもないのですが、

日々、寒さが厳しくなっていくうえ、いきなり生活が不規則になるので、

毎年この時期は、なんだかわけのわからない夢の中で暮らしているような感覚におちいります。

 

そんな感じで、私とnamiさんは、いささか心身が頼りなくなるのですが、

サンルームのディッキアたちは、無言で、着々と、たくましく、来春の準備を進めてくれています。

 

 

 

乾燥と昼夜の気温差のおかげで、夏の長雨ではげてしまっていたトリコームが回復してきた。

 

 

 

ここまでくれば大丈夫。来春、直射日光にさらせば、葉の緑と白いトリコームがさらに鮮やかになる。

 

 

 

ヘブン・アンド・ヘルは、すっかり元どおり。・・・・・・いや、もう少しか?

 

 

 

トリコームのタイプもいろいろ。べったりとペンキを塗ったように、真っ白になる個体も。

 


いつもお伝えしていることですが、当店では、寒さに負けない頑丈な株に育てるために、

春~秋は直射日光下&雨ざらしで、かなり鍛えるようにしています。

 
結果、今年の夏のように長雨続きだったりすると、けっこうトリコームが剥げてしまったりするのですが、
冬休みのあいだサンルームで管理しているうちに、いつの間にかきれいな姿に戻ってくれます。
 
これは「全国どこでもお勧めの管理法」というよりも、
地域柄や住宅の造り、はたまた当店の営業形態に合わせた、いわゆる「我が家では」というやり方です。
ディッキアは適応能力に優れている一方、環境によってかなり草姿が変わってしまう生き物ですので、
栽培家の皆さまはどうぞ、あくまで一例としてお読みくださいませ。
 

ついでに我が家で起こる現象としては、

初冬の暖かい晴れた日にサンルーム内がけっこう加熱するせいなのか、 

 

 

やたらと子吹き始める。 成長期と勘違いしてる?

 

 

 

あっちでも。

 

 

 

こっちでも。

 

もちろん、プチ生産者としては、とてもワクワクする時期なのですが、 ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

問題がひとつ・・・・・・・・。

 

 

詰め込みすぎで、どの株が子吹きしているのか、ちゃんと確認できない。

 

 

 

もはや、爪先立ちで、腕をプルプルさせながら、カメラを突き出して撮影するのが精いっぱい。

 

 

これもまた、「我が家では」の哀しい現実でして。

プロのくせに、とにかく狭い栽培場しかないので、冬は葉っぱを嚙み合わせるように詰め込んでいます。丸1日かけて成し遂げた陳列なので、またバラバラに崩す勇気は持てず、 たぶん元に戻せない。

春にまた屋外へ移動するときまで、奥のほうに置いてしまった株にはまったく手が届きません。

もちろん、品種ラベルの文字は読めませんし、

何がどれくらい子吹いているかの把握するどころか、枯れ葉をむしるような基本的な管理もできません。

やはり爪先立ちで腕をプルプルさせながら、ジョーロで水をやるのが限界。

 

 

 

雑草を取りたくても、指が届かない。

 

いろいろ不便はあるのですが・・・・・まあ、何年もかけて検証を重ねたうえでの栽培方法ですし、

日当たりで株を元気に保つのが最優先なので、

今年もこの管理方法で、植物たちの自由な生育にまかせます。

どのみち、もうこの時期にカキ仔するつもりはありませんので、これでよいのです。仕方ないよ。

 
 
ちなみに、「カキ仔の時期は?」というご質問をよくいただくのですが、
「基本、暖かい時期のほうが有利です」とお答えしています。
寒い時期にもできなくはないのですが、加温しないかぎり、発根にかなり時間がかかります。
逆に梅雨時から初夏は、「健康に育っていた親株から採った子株」ならば、
わずか3日ほどで根っこが出ます。 手こずっても、1週間くらい。
 
また、「子株のサイズは、どれくらいで採るのがベストか?」というご質問には、
「初めてなら、親指サイズまで待って。慣れれば、小指より小さくても可能ですよ」とお答えしています。
 
 
初心者でも安心サイズの子株。
 
 
 
経験豊富な人たちは、これくらい小さくても採ってしまう。
                                                  そして、たまに失敗する。
 
もちろん、親株につけっぱなしにしておくほうが成長は早いのですが、
いつまでも放置すると、子株の形が歪んでしまって、独立させても仕立て直しに時間がかかります。
また、基部が大きくなるほどたっぷり水を蓄えられるので、
なかなか必死に根を出す気になってくれない場合も。
          輸入苗でも、基部がずんぐりイモっぽくなってるやつは、発根に手こずりますよね。
          バトルアックスとか、ラリー・ザ・チョッパーとか、ローリング・ストーンとか。半年かかったこともあるよ。 
 
 
「採った子株は、どんな苗床に挿すの?」というご質問には、ちょっと悩んでからお答えしています。
ぶっちゃけ、やや湿ってさえいれば、赤玉土だろうが培養土だろうがピートモスだろうが砂だろうが、
スポンジでもティッシュでもなんでも、根っこ出ますので。 Σ(゚д゚;) えっ。
 
ただ、カキ取るときにひどいキズがついていたりすると、バイ菌だらけの用土では腐ることも。
スポンジやティッシュは、いさ発根したときに、取り外すのにきっと苦労するでしょう。
また、ベアルート苗の発根処理と違って、まったく根がないカキ仔に、水差し処理は危険かも。
さらには、個人的な経験では、砂や赤玉土や軽石のような無機物だけにするよりも、
堆肥や腐葉土などの有機物が混ざっている培養土や、同じく有機物のミズゴケのほうが、
喜んで根っこを出す印象です。 うちでは、培養土に挿してしまうことが多いです。で、雨ざらし。
 
ただ、「腐っちゃったよ」と嘆かれても責任が取れないので、
苗床につきましては、皆さま、ご自身に合った方法を実験してみてくださいませ。
 
 
さて。
深夜までぐだぐだとブログを書いていたら、
 
 
玄関前のアベリアに白い花が咲いた。

 

わけではなく、雪が降った! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

 

朝起きたら、雪景色になってるといいな~。

 

だって、冬枯れで閑散としていた庭がよみがえるし、

雪が積もったほうが、なぜか空気が温かく感じるし、

乾燥で痛かった鼻や喉がスーッと楽になるし、

なにより、

なにより、

冬季休業に入った罪悪感や引け目を感じなくてすむ! 

                       ヘ(゚∀゚*)ノ 園芸店が休んで当然だいっと思える。

 

 

・・・・・・・というのも、お近くの園芸店の皆さまは、まだまだ働いていらっしゃるわけでして。

 

毎年この時期、同業の方々にもお客さま方にも、

「えっ。もう休みなの?」「ほんとだ・・・・本当に休んでいるんですねっ」「冬はなにしてるんですか?」

という、もっともなお言葉をいただき、いささか負い目を感じております。 ごめんなしゃい・・・・・。

いろいろ憶測も飛び交っているようなのですが、

特に裏はなく、小型店の我々なりに、正しいと思える営業形態をとっているだけでして。

「商売」を休んではおりますが、何かしらの「仕事」はしているのです・・・・・いちおう・・・・・・ごにゅごにょごにょ。

 

「たまには立ち寄りたいのに」と応援してくださっているお客さまの皆さまには、

こうした長期の休業を心から申し訳なく思っておりますが、

これもまた「我が家では」のひとつとして、どうかご容赦くださいませ。

来春もご期待に沿えるよう、できるかぎり頑張っておきたいと思います。

 

では、今回はこれで。

深夜零時を回っております。namiさんにチェックしてもらうので、記事のアップは朝になります。

いよいよ寒くなってまいりました。皆さま、どうぞお身体にお気をつけて~(´∀`)