堆肥入れと土の話(那須のリーフハウスのブログです) | リーフハウスでたらたらりん

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那須の園芸店「LEAF HOUSE(リーフハウス)」です。宿根草・低木・多肉植物・アーティフィシャルフラワー、インテリア雑貨の入荷情報、
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こんばんは、hataです(・∀・)


他の事務作業をしていたら、深夜になってしまいました・・・・・・。眠い・・・・・・・。


ついに那須は冬に突入!


うちの少し上の方でも、雪がちらついているそうです。


那須の山々も、てっぺんが白く染まってきました。



                       庭も、いよいよ寂しくなってきた。



                         曇り空がますます寂しい。




               黄金セキショウなど、常緑の植物が浮き立って見える。




                     ハツユキカズラの紅葉が美しい季節。




                            風が冷たい!



急に寒くなってしまったので、凍結が始まる前に、急ピッチでいろいろな作業をこなしています。



    来春販売用の宿根草のうち、ポット丸ごとの凍結に弱いものは、フレーム内に埋める。




                   冬枯れのグラス類も、今年は早めに刈り込み。



例年は、雪が積もった姿を楽しむべく、枯れ姿を残しておくのですが、


今年はほぼ全部刈り込みました。


庭全体の土が痩せてきたので、堆肥を投入するためです。


もともとひどい粘土土で、ほぼそのまま庭を造ってしまったので、


そろそろ土壌のケアが必要かと。




                牧場さんが格安で販売してくれる牛ふん堆肥。



「牛ふん」がついているので、さぞや臭かろうと思われがちですが、


しっかり完熟しているので、悪臭はまったくありません。むしろ、肥えた土の良い香り。


「堆肥」と呼ばれているので、さぞや強い肥料かと思われがちですが、


どちらかと言うと土壌改良材。


崩れて粉になってしまった土の粒子が、化学反応で有機物に吸着して、


ふたたび通気性と保水性の良い団粒構造に戻ります。自然てスゴイね~。


ちなみに、前に記事に書いたことがありますが、


ホームセンターなどでお買い求めの「完熟牛ふん堆肥」が、


もしも開封したとたんにツンと臭うようでしたら、まだ未熟です。


そのままだと植物を痛めてしまうので、1か月ほど雨ざらしで放置してから庭に入れてください。




               今回は、土の表面が見えなくなるくらい、敷き詰めてしまう。



もっと少なくてもかなりの効果はありますし、もっと多くても特に問題はないです。


地上部がなくなる完全宿根草は、しっかり埋めてしまって大丈夫。




           粘土に耐えるイトバハルシャギクにも、たまには堆肥のご飯を。




                今年の秋にギボウシを植え付けた場所には、ドッサリ。




            キレイに敷き詰めなくても良い。なんとなくバサバサと蒔いてしまう。



今年は、5年間一度も堆肥を入れたことのないメドウ・コーナーにも、


思い切って少し入れてみました。


痩せ地好きのグラス類は、来年は少し軟弱になるかもしれませんが、


他の草花が限界です。 有機物が尽きて、土がサラサラの砂みたいになってますので。

             


                このエリアの冬芽は、念のため埋めないようにしておいた。



牧場さんによって、堆肥の作り方が違うのですが、


今回のはモミガラでなくおがくずを混ぜてあるタイプで、ちょっと「しっとり」品質。


うちのメドウ・コーナーは、水はけと乾燥が好きな植物の多いので、


春に加湿になって腐るのが心配。念のため、冬芽を埋めないで、株周りにだけ敷き詰めました。


「これから新しく庭を造る」場合には、堆肥をたっぷりすき込んでおくと良いのですが、


すでに植栽してある場所に堆肥を入れる場合は、こうして表面に敷き詰めるだけで大丈夫です。


埋めてしまうよりもむしろ、空気に触れていることで微生物の働きが活発になりますし、


マルチングすることでの保温効果も期待できます。


特に、林の中のお庭や、大きな樹木の下など、雨だれでガチガチに固まってしまっている土や、


造成のさいに黒土のみを入れてしまったお庭などは、


冬にこの作業をしておくだけで、見違えるように庭が蘇りますので、ぜひお試しください。



「何を植えても消えてしまう・・・・・・」=「園芸が下手」なのではなく、


「植えても育たない」=「苗が傷んでいた」わけではなく、


ほとんどの原因は、日照のと植物の組み合わせの間違いか、土が悪いか、そのどちらかです。


一部、「重たい粘土が好き」「ガチガチに固まった土が好き」という例外的な植物も存在しますが、


ほとんどの植物は「水はけと水持ちの良い柔らかい土」を好みます。


良い花壇の土は、表面が多少固まっていても、指だけでどんどん掘れますし、


雑草は引っ張るだけで、根っこまでズルズルッと抜けます。びっくりしますよ。


状態の悪い庭土は、表面にねっとりしたコケが生えていて、指の第一関節まですら刺さりません。


雑草を抜こうとしても、すぐにちぎれてしまいます。



あくまで当店でのリサーチなのですが、


そうなってしまっている傾向が強いのは、「造成時に黒土のみを入れた」お庭です。


植木屋さんや造園屋さんは、大型の樹木の根張りを優先して、


黒土を入れてしまう場合が多いです。和風のお庭造りにありがちですしし、


それはそれでもちろん、良い点もたくさんあります(雑草が生えづらいとか)。


また、黒土が最も価格が高いので、


最も上質なんだと思って注文してしまったというパターンも多いです。


ところがほとんどの草花、特にヨーロッパ産の草花は、


粒子が崩れやすくべっとりしてしまう黒土が苦手です。じわじわと消えていきます。



「新築で、これから庭を造る」という皆さまは、以下の選択を迫られると思いますが、


①黒土(最も高級)


➁赤土(中クラス)


③赤・黒混合(低価格)      どれにします? と。


実は、草花も植えるお庭でしたら、③が最も適しています。


そこに、堆肥や腐葉土などをあらかじめたっぷり入れておくだけで、


その後の園芸が、不思議なほど簡単になります。



さらに補足ですが、造園業者さんが言う「黒土」と、


「畑の豊かな黒土」は別物なのでご注意ください。


前者は不純物のない黒土、後者はさまざまな成分を長年かけて混ぜ込んだ、黒っぽく見える土。


純粋な黒土と純粋な赤土には、栄養分がまったくと言えるほど含まれていません。




               サンゴミズキたちは例外。じっとりした重たい土が好き。




                ここなんて、ガッチガチの粘土なのに、よく育つから驚き。



もちろん、土がふかふかで肥えていれば、すべての植物がうまく育つわけではありません。


以下に、よく使われる植物たちを簡単に分類してみましたので、


ヒントにしていただけましたら幸いです。


○バラなどの花をたくさん咲かせる樹木

  ヒューケラ、ギボウシ、アルケミラ・モリス、アカンサスなど、葉が大きめの草花

  ルドベキア、エキナセアなど、夏に咲く、大輪の北アメリカ産の草花

  ツル植物、ツタの仲間

  スイセン以外の球根類

         ・・・・・・・・・・・・・・・水はけ、水保ちのよい、肥えた土が好き。


○ラベンダー、タイムなど、荒地の低木

 サルビア・ネモローサなど、春に咲く、ヨーロッパ産の小型の草花

 ガウラ、バーバスカムなど、草原や河原に自生する草花

 セダムなど、多肉植物

         ・・・・・・・・・・・・・・・水はけの良い、砂質で、乾燥気味の痩せ地が好き。


○ハクロニシキなど、ヤナギの仲間の樹木

 ジギタリス、モナルダ(ベルガモット)など、林のそばなどに自生する草花

 ミソハギ、ショウブ、セキショウなど、水辺の草花

 スイセン

         ・・・・・・・・・・・・・・・いつも湿った、肥えた土が好き。


・・・・・・・・あ、キリがないこと始めてしまった・・・・・・・・


異なる環境を好む植物を一緒に植えるのはかなり難しいという話に持っていこうとしたのですが、


もう夜中の1時なので、これでおしまい。


とにかく、原産地の気候や風土、自生地の環境などに近づければ近づけるほど、


植物たちは元気に育ちます。


ちなみに私は、海外への憧れが強い人間ですが、


やはり生まれ育った日本の南関東で生きやすい動物のようです。那須は寒かった・・・・・・。



ではでは、来週はnamiさんです(^-^)/




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