hataです。こんにちはです。
先週は、木曜金曜と、二日続けてぽかぽか暖かな日。
シェードコーナーの雪もようやく溶けて、あちこちに球根の葉っぱがちらほら顔をのぞかせて、
もうすぐ春ですねと浮かれておりましたo(^▽^)o
そして迎えた土曜の朝。久しぶりに庭仕事をしようかな~と元気に起きてみたら・・・・・・
冬に戻りました。むしろパワーアップ・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
靴がすっぽり埋まるほど、見事に積もっておりました。
昨日溶けかけたものの、今日また降りまくっています。
そんなわけで、庭ネタの希望が無残に散りましたので、今回は予告どおり多肉植物ネタです。
・・・・・・と言っても、ステキな寄せ植えの写真や、ずらりと並んだ超レアな商品群が見れるかと
期待に胸膨らませていた皆さん、ごめんなさい。
栽培環境などさまざまな理由で、積極的な多肉植物の仕入れや販売には、
当店はいまだ踏み切れていない状況です。 ←いずれなんとかします!
なので、現在は仕事というよりは半分趣味で、もともと持っていた品々を大切に育てている次第です。
温室があればなぁ(ノ_-。) 春になったら家の裏に生えてこないかなぁ。
さて。今回は植物の説明などいろいろ書くので、勝手ながら行間を詰めさせていただきますm(_ _ )m
たぶん読みづらくなってしまいますので、面倒だったら読み飛ばしてくださいね。
那須への引っ越しにあたって手元に残した選抜メンバーを、少しずつご紹介です。
まずはダドレア属から。
真っ白に粉をふく、美しい多肉植物です。ちなみに、これらは草ではなく低木です。
左はブリトニー(Dudleya brittonii)
和名は「仙女盃」(せんにょはい)。相変わらずの人気種でしょうか。かなり大型になります。
真ん中ふたつはヌビゲナ(Dudleya nubigena)もしくはクサンチ(Dudleya Xantii)
産地によって名前が違うだけで、同じ植物だそうです。広葉と細葉タイプがあります。
勝手に分頭して、こんもりした姿になるので、けっこうボリュームが出ます。
エケベリア属のファンファーレが、この植物だとして売られていることがあります。ご注意ください。
右手前はパキフィツム(Dudleya pachyphytum) ぷりぷりした葉がおもしろいダドレアです。
パキフィツム属の多肉が真っ白になったような姿ですね。
ダドレア属は気温が低くなり始める時期に成長する、いわゆる冬型の多肉です。
寒さにはけっこう強いです。夏場は休眠期なので、水は控えめに。
低木だけあって、見た目のわりに頑丈です。ただし成長はかなり遅いので、年単位でじっくり育てます。
一般的に、白い粉をふく多肉は直射日光大好き。しかし、雨に当てると粉が落ちて・・・・・・Σ(゚д゚;)
次はおなじみエケベリア属。
大型~小型までいろいろありますが、今回はタイトルどおり白い肉たちを。
左はリラシナ(Echeveria lilacina)
大輪のバラのような姿が魅力。ミニサイズをよく見かける品種ですが、頑張ればけっこう大きくなります。
この子は9年間の長い付き合い。直径20cmを超えたので、植え替えのときに重たくて苦労します。
途中の数年、かなり肥料を切ったので、うちのはこれがMAXサイズかも。
右はメキシカンジャイアント(Echeveria colorata 'Mexican Giant')
これは今でも高級レア種なのでしょうか? それとも最近はけっこう出回っているのでしょうか?
うちのはこれで4年目くらい。水も肥料も少なめに、慎重にじわじわと育てています。
本来は、名前のとおり巨大になります。車のタイヤのホイールくらいにまでなります( ゚ ▽ ゚ ;)
手前はラウィー (Echeveria lauii)
私が多肉にハマり始めた10数年前は、かなりの高級品でした。
しかしその後、突然の価格暴落。
まとめて輸入されたか、どなたか生産者さんが頑張ったのか・・・・・・。おかげで私も入手できました。
園芸植物は皆そうですが、輸入量や生産量によって、価格が大きく左右されます。
高級種が、数年待っていればたくさん流通して、安価で手に入る場合も。
逆に、昔は小銭で買えるほど安かったのに、ブームになって値上がりしたとか。
人気が落ちて売れないので生産が減って、今では希少・珍品になっちゃったなんてパターンもあります。
このほか、カンテやブルーライトなど「最美種」と呼ばれるエケベリアたちがいるのですが、
冬のあいだずっと水を切っていたため、今は枯れ葉だらけの悲しい姿。
春に回復したら、またご紹介いたしますね。
次はおなじみのセダム属から。ちょっと変り種。
セダム・スアベオレンス(Sedum suaveolens)
見た目は、どう見てもエケベリア。でもセダム。花もたしかにセダムの花です。
なのに、性質は小型のセダムとは大違い!まあ、高温過湿と日照不足に弱いのなんの。
古い下葉がぐちゅっと腐りやすいので、砂利マルチで、土(有機物)と接触しないようにしています。
ちなみに完璧な環境下では、直径50cmほどにもなるそうですよ(((゜д゜;)))
この子もけっこう長い付き合いなのですが、なかなか大きくならないなあ・・・・・・。
ところで、多肉植物の寄せ植えについてちょっとだけ。
エケベリア、クラッスラ、アエオニウム、パキフィツム、セダム、ユーフォルビア、センペルビヴム・・・・etc.
さまざまな肉厚な植物たちをひとくくりで「多肉」と呼んでいますが、
属はもちろん品種によっても、思いのほか性質が違います。
なので、デザイン的な寄せ植えを作るさいには、
色や形の組み合わせだけでなく、一緒の鉢に植えてうまく育つか、元気な姿を保てるか、
それぞれの性質を調べたうえでの組み合わせが重要なポイントになるでしょう。
うまく組み合わせれば、何年も楽しめる見事な寄せ植えができるはず。
私もいつか、挑戦してみたいと思っています。
多肉植物ブームの再来で、多種多様なものが手に入りやすくなりました。
皆さまのご自宅の栽培環境に合った、究極の組み合わせを、ぜひ探してみてくださいね。
とはいえ、多肉栽培のコツは決して難しくありません。
かれらが本来求めている環境(日照&風通し&乾燥ぎみ)を用意してやる。
あとはそっと見守る。
暗い室内に飾ったり、心配で水をやりすぎたりなど、こちらの都合を押しつけない。
彼らの生命力を信じて、彼ら自身にまかせていれば、びっくりするほど健全に生き続けてくれます。
生き物はみんなそうかもしれませんね。
さて。最後にご紹介したいのは、
ディッキア属(Dyckia)&ヘクチア属(Hechtia)。
アナナスなどのブロメリアというグループに近いのですが、多肉図鑑にも載っているので多肉ということで。
いろいろあるので、まとめて撮影です。
ディッキアとヘクチアは、どちらも中南米の山岳地帯が原産の植物で、親戚みたいなものです。
なにが魅力かと言えば、シャープな姿と、トゲのある葉っぱ。
そう。ほとんどの品種が、けっこう硬くて鋭いトゲをずらりとはやしておりまして・・・・・・
植え替えのときなんて、もう血まみれになります。
ご丁寧にフック状になった凶悪なトゲが、手の甲の皮だけひっかけて痛いのなんの。
「夫婦喧嘩になったら投げるね」と笑顔のnamiさんも怖いですヽ(゜▽、゜)ノ
さて、この生物兵器ディッキアたち。
観葉植物としても多肉植物としても、かなり魅力的なグループであるにもかかわらず、
日本の市場からあっさり姿を消してしまった代物。
現在は、かなり地味な品種でも、一般ルートではほとんど出回っていないという状況です。
欧米では、かなり流通していますので、
熟練したマニアの皆さまは、個人輸入→交換会などしておられるようです。
さて、どんな性質かといえば・・・・・・
春から秋まで日向で雨ざらしOK。逆に、ひと月くらい水遣りを忘れても大丈夫。
真夏の直射日光もへっちゃら。なのに、少々の日照不足では徒長しない。
耐暑性抜群。真夏の車内に数時間置き去りでも耐えるくらい。過湿も平気。
耐寒性は-5℃くらいなら問題なし(霜や雪は×なので、うちでは室内の窓辺へ取り込みます)。
とにかく頑丈。つまり、那須でもいける!(‐^▽^‐)
なので、今年から本気で生産してみようかと。
親株が少なく、手持ちの品種も多様ではないので、生産の規模は知れています。
一般の草花より成長が遅いので、たぶん時間もかかると思いますが、
いち園芸店として、ご興味ある方に少しずつでもご提供できればと考えております。
温室があればなぁ(ノ_-。) 春になったら家の裏に生えてこないかなぁ。加温設備付きで。
あわわ。文字で真っ白になってしまったので、おまけ写真です。
こちらは、ビビットできらびやかな花が有名なプヤ(Puya)という植物と、ディッキアの交配種。
プヤ×ディッキア。異属間交配は、難しい技術だと聞きます。
見た目は特にきれいではないですが、私はお気に入りです。
だって名前が・・・・・・
プッキア。
なんて安直な。
でも、この名前、好きです。
なんか、「いろいろ難しく考えないでいいよ~」と言われているようで。
来週はnamiさんです。
再来週くらいには、庭ネタをアップできれば良いのですが、今年の那須は冬が長いかも。
暦では春ですが、まだ寒い日もあります。ガーデナーの皆さま、お風邪にお気をつけて。
ではでは~o(^▽^)o
追伸。
冒頭で「半分趣味で」と書きましたとおり、
今回ご紹介したダドレア・ブリトニーとパキフィツム、エケベリア・メキシカンジャイアントは
写真の株よりやや小ぶり&非常に少数ですが、販売用の苗もございます。
また、ディッキアたちもすでに店頭販売は開始しております(‐^▽^‐)






