肩甲骨は
何の役に立っているのか?
不思議に思いますよね。
肩甲骨は肩関節に連結しています。
あとはどこの骨ともつながっていません。
背中の細かな筋肉と連携して動きます。
肩甲骨の主な役割は
腕に体幹のパワーを直接伝えることです。
人の動きの源は体幹部分にあり、
肩甲骨がよく動いていると、
背骨のパワーが腕に伝わりやすのです。
例えばボール投げるときを
想像してみてください。
振りかぶって背中をそらせてから
体全体で投げるのと
肩から先の腕だけでヒョイと投げるのとでは、
ボールの飛距離もスピードも全然違います。
肩甲骨がよく動くと
エネルギーが背骨から腕まで滞りなく伝わります。
肩甲骨がよく動かないと、
肩や肘や手首に負担がかかります。
四十肩と言われているような状態になったり、
手の腱鞘炎になったりしがちです。
肩甲骨が固まって背中に埋もれないように
気をつけてくださいね!
体全体の動きが良くなっていきます。