こんにちは、がんばる学園奈良高田校です。
今回は単語の暗記方法についてお話しします。
中学生が英語を苦手に感じる要因はなんでしょうか。
英語が苦手だと言う生徒の多くは、語彙と文法理解がボトルネックになっています。
単語を覚えるとき、どんな取り組みをしていますか?
単語の覚え方まとめ
- 暗記は、書く回数ではなく、テストの回数が重要
- テストの回数を増やすためにも、書くのではなく、意味を言えるかどうかのテストをする。
- 暗記は忘れることを前提に、時間をあけて再テストする。
まずは書かずに覚える
学習において、情報を覚えるためには書くことが非常に効果的です。
書くことによって、情報を整理し、自分自身で理解することができます。
また、文字を書くことで脳に記憶が定着しやすくなるとも言われています。
しかし、書くことには時間と労力がかかるため、なかなか実践することが難しいと感じる人もいるかもしれません。
なので、暗記のを始めるときは、
まずシャーペンを置きましょう。
単語の暗記では、何度書くかはあまり重要ではありません。
10個の単語を覚えるのに、ノート1ページを埋め尽くすのは、非効率的です。
暗記の手順
では、どうやって覚えていくのか。
1.覚えたい単語を読めるようにする。
暗記の際は正確な発音は必要ないので、ローマ字読みなど、スペルを想起しやすい読み方で大丈夫です。声に出すと覚えやすいですが、声を出せない時は口だけでも動かしてください。
2.単語の意味を言えるようにする。
単語の一覧を見て、即座に意味が浮かぶかを確認する小さなテストを繰り返します。この段階で書いていると時間がかかるので、言えればOKです。
3.書けるか確認する。
読める、意味を言える単語になってから、綴りが不安な単語は書いて練習してください。すでに読みる言える状態の単語なので、それほど時間は掛かりません。
暗記では、実際には書く回数の多さよりも、テストの回数が重要であると言えます。
だから、テストの回転を上げるために、書かずに練習してください。
書いたら10分かかる量も、書かずに取り組めば、その時間で10回はテストできます。
暗記は1日にしてならず
そして、人間の記憶は曖昧で、思い出さないことはどんどん忘れていきます。
なので、暗記は忘れることを前提に取り組んでください。
時間をおいて再テストをしましょう。
その際も、言えるかどうかのテストなら20単語20秒かかりません。
1日のうちで20秒の時間もないほど忙しい人いませんよね?
テストの繰り返しが最高効率
テストを受けることによって、自分がどれくらい情報を覚えているのかを確認することができます。
また、テストをすることで、自分が重要と思っていた部分や理解が曖昧な部分を発見することができます。
これによって、不足している情報や理解があれば補うことができます。
また、こちらが最も重要なことですが、テストを受けることによって、記憶が定着しやすくなります。
テストを受けることで脳が刺激され、情報を再び思い出すことができます。これによって、情報を長期的に覚えることができるのです。
したがって、情報を覚えるためには書くことも重要ですが、それ以上にテストの回数を増やすことが有効です。
情報を理解することや、曖昧な部分を明確にするために、積極的にテストを受けることを心がければ、暗記の効率は上がります。
最後に
単語を書く勉強方法は、勉強しているように見えるだけで、疲れているのは手だけ。脳は刺激を受けていないので全然疲れません。
一方で、テストを繰り返す勉強は、手は疲れませんが、脳は刺激を受けるので疲れてきます。暗記にはこの刺激と疲労は必要不可欠です。
だけど、疲れるやり方なので、みんなわかっていても避けてしまうんですよね...
自分で実践するのは難しいなと思ったら、是非当塾を頼ってください。一緒に習慣を変えていきましょう!