夏休みに躾けて、自分一人で入浴や出かける準備が
整う様になったソラ君ではあったが
それでも食事の準備や洗濯まではできるはずもなく
夫が悪戦苦闘している様子。
ソラ君の帰宅に合わせて帰宅するにも関わらず
夕食を食べ始めるのは、いつもより1時間遅かったり
最終的に洗濯まで終えて連絡が来たのは
夜11時。
私は、処方された睡眠薬で既に睡眠中。
申し訳ないと思いつつ、あまりの手際の悪さに
驚いている。
これでも学生時代から1人暮らしをしていた
ベテランの筈なのだが、長い事お世話をされて
感が鈍ってしまったのだろうか。
″先生に言ってなるべく早く帰って来てよ。″
夫からのメッセージが届いた。