3年生までは、本文の中にそっくりそのまま

答えが載っているので、理解が出来ていなくとも

テクニックで解答欄が埋められていました。


4年生になると、少し難しくなり

言葉を言い換えて問題が出てくる様になり

今までのテクニックが通用しなくなりました。


  森に通りかかると、川から鈴の音が

  聞こえてきました。

・森に近づいた時、川はどんな様子でしたか。


長文問題で、このタイプが出てきたら
該当箇所を見つけ出すためには、本文を理解して
いる必要があり、場合によっては
聞かれている事に合うように
解答する時に、文章を変形させる必要もあります。

今までのテクニックが通用しないソラ君。
いくら読み返しても″森を通りかかると″という
ワードも″様子でした。″というワードも
見つかりません。

最初はイライラして、鉛筆を投げて

「もうしない!」

そう言って辞めてしまいましたが
しばらくすると教えて下さいと
戻ってきたので、今までの方法では
もう答えは見つからない事を説明して
言葉の意味と類似語の勉強に戻りました。
そしてテストは何度読み直しても
良いのだからと言い聞かせ
諦めないで読み返す事を徹底しました。

まだまだ不安定ですが、自力で解答を
埋める様になって来ました。

特性で諦めずに文章理解の出来る
かっこいい男になって欲しいです。