言葉のニュアンス | 故郷を取り戻そう!

故郷を取り戻そう!

1956年佐賀県生まれ。
生まれてから高校卒業まで(途中1年ブランクありだが)、
地元で育ちました。
山紫水明(とまでは言えないが)の故郷が大好きです。
あと何年有るかわからない人生ですが、故郷のためになる
活動を行い、情報を発信したいものです。(草場弘)

最近の極東情勢を見ていて、言葉のニュアンスについていろいろと考えます。

 

まず、脅迫と強迫にはどんな違いがあるのでしょうか。

脅迫は、人の生命、身体、自由、名誉または財産に害を加えることを通知する行為で、

脅迫罪に問われるとのこと。

強迫は、人に恐怖心をもたらし、自由な意思決定を妨げる違法行為、だとか。

 

では、恫喝と恐喝ではどうでしょう。

恫喝は、「おどして、恐れさせること」という意味で、何かしらの目的を果たす為の

手段として使われることが多い」とか。ちょっとわかりにくい。

恐喝は、「相手の弱みなどにつけこみ、脅すこと」という意味らしく、刑法上では

暴力等をちらつかせることで、金銭や物を脅し取ろうとする行為ですと。

ただ「恐喝」は相手の弱点や秘密を素材として、主に金品、資産を要求する行為と

考えらるらしい。

だから、何の弱みもない人を「恫喝」することはあっても「恐喝」することはない、と。

 

ということは、お隣の専制主義国家が盛んに、世界で最も重要かつ不可欠な通商路の

一つである地域で続けてきた軍事演習なるものは、「強迫」で「恫喝」であったと

理解することができました。

いや、国土を簒奪する目的があるのなら、「恐喝」であるともいえるでしょう。

政府や世論・マスコミも、言葉を重要視するべき組織ですから、正しい表現を使い、

ニュアンス伝え、国民の理解を間違わせないようにしてもらいたいものです。