“ダービーシリーズ2021”

日本レーシングサービス・JBC協会・社台SS協賛

第29回東北優駿(岩手ダービー)(コパノリッキー賞)(M1)

水沢競馬場3歳・ダート2000m 

6月13日(日) 18:15発走

 

 

“ダービーシリーズ2021”第5弾は水沢2000mが舞台。一昨年、岩手ダービーは東北優駿に名称変更され、昨年は岩手クラシックを再構築。一冠目・ダイヤモンドカップ、二冠目・東北優駿、三冠目・不来方賞の体系を確立しました。さらに今年は1着賞金を増額し、特に東北優駿は倍増の1000万円。名実ともに“岩手のダービー”に位置付けられました。

 

【注目馬情報】

★リュウノシンゲン

昨年9戦7勝、重賞4勝をマークした昨2歳最優秀馬。今シーズンもスプリングカップ、一冠目・ダイヤモンドカップを連勝し、地元に敵なしを誇示しています。馬体重も昨年から大幅に増加してさらにパワーアップは歴然です。順当に二冠目・東北優駿(岩手ダービー)を制し、全国制覇を目指すステップとしたいところでしょう。

★ゴールデンヒーラー

こちらは知床賞、プリンセスカップと交流重賞2勝で最優秀短距離馬に選ばれた実力牝馬。今季初戦・あやめ賞を貫禄勝ち後、牡馬クラシック・ダイヤモンドCへ挑戦。完敗2着でしたが、距離延長を味方に逆転を狙います。

★サンエイマジック

南関東2戦1勝から帰郷後は勝ち星こそありませんが、ダイヤモンドカップで3着を確保しました。多少、じり脚タイプの印象ですから2000mは望むところ。流れが合えば2頭に割って入るシーンも十分考えられます。

★グランフォロミー

昨寒菊賞、金杯でリュウノシンゲンの2着。復帰2戦は案外ですが、休み明け3戦目で今度こそエンジン全開。

                                        文 松尾 康司