GRANDAME-JAPAN2021

JBC協会協賛 HITスタリオンシリーズ

第21回 留守杯日高賞(M1)(グレーターロンドン賞)

水沢競馬場・ダート1600m  3歳牝馬地方競馬全国交流

5月16日(日) 18:00発走

 

日高賞は不来方賞と並ぶ岩手競馬の最古レースで、1969年に創設されたアラブ版ダービー。しかしアラブ系の減少などに伴い、1999年に廃止しましたが、1年置いて3歳牝馬重賞として復活。2004年には留守杯日高賞と名称変更され、2010年から“GRANDAME-JAPAN”に組み込まれました。今年は3歳シーズン・セミファイナル戦として行われます。

 

【注目馬情報】

★グロリオーソ(大井)

北海道9戦1勝から南関東へ移籍。いきなり2連勝を飾り、南関東牝馬クラシック路線へ名乗り。ユングフラウ賞3着、浦和桜花賞で2着を確保しました。東京プリンセスカップは7着でしたが、近走成績で大きくリード。

 

★スマイルミュ(北海道)

2歳時に盛岡芝交流・ジュニアグランプリ3着、JpnⅢ・エーデルワイス賞7着。南関東時代に2勝2着2回から浦和桜花賞へ挑戦4着。勝ったのが二冠馬ケラススヴィアでは仕方なし。里帰りして反撃に意欲満々です。

 

★セカイノホシ(北海道)

北海道3勝から東京2歳優駿牝馬トライアル・ローレル賞へ参戦。果敢に逃げてケラススヴィアの2着に粘りました。その後は大敗続きでしたが、北海道帰郷後は2,1着。自慢のスピードで逃げ切りを狙います。

 

★ベニスビーチ

北海道1勝、笠松2勝から岩手入り。トライアル・あやめ賞2着で通用を証明しました。距離延長は望むところ

★ファイントリック

堅実な差し脚を武器に今春は牡馬相手にスプリングカップ2着。ほかに重賞で3着4回の実績が光ります。

                                                                      文 松尾 康司