「第33回マイルチャンピオンシップ南部杯」は、アルクトスが日本レコードで快勝!4角先頭モズアスコットをキッチリ交わし、昨年2着の雪辱。昨年のプロキオンSに続く重賞制覇が初JpnⅠ・南部杯!!

 

 

■ 勝利騎手コメント 田邊 裕信 騎手

「早い時期からコンビを組ませてもらい、先生(栗田徹調教師)と試行錯誤をしながら大きいタイトルを獲りたいと思っていましたので、すごくうれしいです。スタートが上手なので予定どおりのポジション。全体的に時計が速かったが、押し切りたいと思っていました。昨年2着でしたが、今年はさらに濃いメンバー。よく勝ってくれました。一段ずつ階段をあがって、ついに上り詰めましたから感慨深いものがあります。」

 

 

■ 勝利調教師コメント 栗田 徹 調教師

「昨年の雪辱を果たしましたが、うれしい気持ちより馬に感謝、かかわった方々に感謝の方が大きいです。昨年まで体質が弱くピンポイントでしかレースを使えませんでしたが、今年は体質強化。レースを使いながらローテーションを組めるようになりました。昨年2着後は歯がゆいレースが続き、力の足りなさをどう克服するか、調教メニューを変えたりしました。それでワンランク上がることができたと思います。次走は武蔵野ステークスを考えていましたが、今回の結果から改めてオーナーと相談したいと思っています。」

 

 

■ 2着・モズアスコット 横山 武史 騎手

「調教の時からすごく良い馬だと感じていましたし、もちろんGⅠをふたつ勝っている馬なので、意地を見せてくれました。クビ差だったのですごく勝ちたかったです。」

 

 

■ 3着・モジアナフレイバー 繁田 健一 騎手

「ゲートの中が悪くてちょっと遅れたんですが、道中上手く走ってくれたんで、一瞬やったと思ったんだけど。最後はちょっと時計が早すぎたかな。」

 

 

■ 4着・サンライズノヴァ 松若 風馬 騎手

「ゲートを出てくれて良い位置で競馬できたんですけれど、前残りだったので。この馬もしっかり脚を使ってくれているんですが、展開に恵まれなかったかなと思います。」

 

 

■ 5着・ワンダーリーデル 横山 典弘 騎手

「休み明けにしては良かったんじゃないですか。」

 

 

【参考情報】

※田邊裕信騎手は、南部杯3度目(2016年、2017年コパノリッキー)の制覇。

※栗田徹調教師は、南部杯初制覇。

※アルクトスは、プロキオンステークスに続いて重賞2勝目。JpnⅠは初制覇。