AAB秋田朝日放送杯

21回 あすなろ賞(準重賞)

盛岡競馬場3歳以上オープン・ダート1800m 

6月9日(火) 18:20発走

あすなろ賞は2000年に創設。当初は東北サラブレッド大賞典・トライアルレースで始まりましたが、2004年からみちのく大賞典(現在は一條記念みちのく大賞典)・トライアルレースへ移行。1着馬から3着馬に優先出走権が与えられます。昨年は船橋から再転入ハドソンホーネットが逃げ切り勝ちを決め、一條記念みちのく大賞典でもレコード勝ち優勝。一気に古馬の頂点に立ちました。

 

【注目馬情報】

★グランユニヴェール

前走、盛岡ダート1800m戦を快勝。また昨年のあすなろ賞でハドソンホーネット、チェリーピッカーに次ぐ3着を確保と最も得意とする条件。今年はメンバーが大幅に緩和され、千載一遇のチャンスを迎えました。

★キングジャガー

今年4月、佐賀から2度目の里帰り。初戦を1秒7差で圧勝し、一昨年7月以来の美酒を味わいました。3歳時に岩手二冠を獲得。また盛岡ダート1800mでは5戦1勝2着3回の好成績を収めています。

★センティグレード

今年1月、昨シーズンのフィナーレを飾る重賞・トウケイニセイ記念を快勝。悲願の重賞タイトルを獲得しました。今シーズンは3戦目を快勝して健在を誇示。盛岡戦未勝利は巡り合わせ。自慢の末脚をさく裂させるか注目。

★ピアノイッチョウ

中央ダート1勝2着3回から南関東へトレード。成績は安定しませんでしたが、川崎B2・B3級2000mを8馬身差で逃げ切った実績が光ります。JpnⅡ・エンプレス杯7着善戦なら通用して不思議はありません。

                                         文 松尾 康司