全国8場で各地区3歳頂点を目指す“ダービーシリーズ2020”第4弾は盛岡ダート2000mが舞台。昨年、岩手ダービーは東北優駿に名称変更され、今年はダービーにふさわしく二冠目。昨年はパンプキンズが逃げ切りを決め、続くダイヤモンドCも制し、堂々二冠を達成。今年、グランコージーが二冠達成なるか、阻止するスターホースが誕生するか―が最大焦点です。

 

 

 

【注目馬情報】

★グランコージー

昨2歳最優秀馬が南関東・クラウンカップ6着から帰郷。ダイヤモンドカップで1番人気を譲りましたが、9馬身差で圧勝。さらにパワーアップしたことを自らの脚で証明しました。もちろん狙うは二冠制覇、そして三冠馬。

★マイランコントル

昨年7月デビュー予定でしたが、今年3月に仕切り直し。圧巻の3連勝を飾り、ついに大舞台へ登場します。仮に優勝ならば史上最短、史上最速のダービー馬誕生。ロールボヌール以来、無敗制覇の夢もかかっています。

★ピアノマン

門別・2歳新馬戦を快勝後、南関東へ移籍。通算4勝2着2回の好成績を収め、初戦から目が離せません。

★フレッチャビアンカ

準重賞、重賞を連勝してダイヤモンドCへ臨みましたが、完敗2着。今度は挑戦する立場で逆転を狙います。

★リュウノチョッパー

中央未勝利ながら3143回から転入。いい脚を長く使えるタイプですから2000mは望むところ。 文 松尾 康司