ダーレー・ジャパン協賛 エフエム岩手杯

45回 シアンモア記念(M1)

(ディスクリートキャット賞)

水沢競馬場3歳以上オープン・ダート1600m 

5月10日(日) 18:10発走

シアンモアは1927(昭和2)年、小岩井農場がイギリスから輸入。下総御料牧場のトウルヌソルと並ぶ昭和初期の大種牡馬です。シアンモア記念は偉大な足跡に敬意を表し、1975年創設。一條記念みちのく大賞典、桐花賞に並ぶ岩手の根幹競走です。第1回から5回まで距離1900m、第6回から25回まで2000m。第26回以降は1600mを舞台に行われています。

 

 

 

 

【注目馬情報】

★ランガディア

中央芝で5勝をマークしてオープンへ在籍。転入直前の総武Sが初ダートで16頭立て16着。赤松杯では地方ダートが合うか半信半疑で6番人気でしたが、能力の違いをまざまざと見せつけ9馬身差で圧勝。一気に主役の座へ躍り出ました。

★ヤマショウブラック

昨年、岩手再転入後、3歳重賞2勝、桐花賞でエンパイアペガサスを破り、堂々、年度代表馬へ選出されました。赤松杯は3着止まりでしたが、一度実戦を使われて上昇確実。4歳の若さを前面にランガディアに挑みます。

★エンパイアペガサス

重賞タイトル総数“15”。一貫して岩手の王道を歩んできました。昨年はM1制覇こそ果たせませんでしたが、青藍賞、白嶺賞優勝で4歳以上最優秀馬を獲得。赤松杯はスタート直後に後手を踏んで5着。その雪辱に燃えています。

★ロジストーム

昨年度は赤松杯、シアンモア記念を連勝し、春のマイル王へ君臨。今季初戦の赤松杯は久々の実戦と大外枠がこたえて8着でしたが、1600m戦は過去7勝とベストの条件。自分の競馬に徹し、連覇をもくろみます。

                                         文 松尾 康司