古馬重賞戦線がいよいよスタート。第一弾は恒例の赤松杯。1着馬から3着馬には5月10日、同じ水沢1600mで行われる根幹重賞「第45回シアンモア記念」(M1)への優先出走権が与え
られます。昨年は単勝1番人気に支持されたロジストームが貫禄の逃げ切りを決めて完勝。本番・シアンモア記念も4馬身差で圧勝し、春のマイル王の座へ君臨しました。

 

【注目馬情報】
★ヤマショウブラック
昨年度は南関東から帰郷後、不来方賞、イーハトーブマイルの3歳重賞を2勝。岩手版グランプリ・桐花賞も制し
て堂々、年度代表馬に選出されました。水沢マイル対応がネックですが、成長力でカバーしてくれるでしょう。

★エンパイアペガサス
昨年はビッグタイトルには手が届きませんでしたが、マイル重賞2勝。その圧倒的パフォーマンスから4歳以上
最優秀馬へ選ばれました。水沢1600m4戦4勝とパーフェクト成績。桐花賞の雪辱に燃えています。

★ロジストーム
昨年は重賞3勝をマイル戦であげ、1600m通算7勝。ディフェンディングチャンピオンが意地を見せます。

★ランガディア
中央芝1600m~2000m5勝。ダートは移籍前の一度のみで未知数ですが、地力でアッサリまで。

★リュウノヴィグラス
岩手1勝後、南関東へ移籍。短距離を主戦場にA2まで出世しました。マイルも小回り水沢なら克服できます。

                          文 松尾 康司