盛岡芝の最高峰「第20回岩手県知事杯OROカップ」の枠順が確定しました!

 

驚異的な末脚でJRA2勝。さらなる飛躍を胸にORO初見参ハッピーグリンは8枠13番

GⅢ・中京記念を優勝。マイルCSにも2度挑戦など華麗な足跡ガリバルディは5枠7番

かきつばた賞、せきれい賞2連覇を達成。昨年2着の雪辱に燃えるサンエイゴールドは3枠4番

転入初戦で芝1700mを圧勝し、桂樹杯でもハナ差2着惜敗エイシンエルヴィンは7枠11番!!

 

9月23日(祝・日)、盛岡芝1700mを舞台に行われる地方競馬全国交流

「第20回岩手県知事杯OROカップ」(M1)の枠順が確定しました。

今年は遠征馬6頭、迎え撃つ岩手8頭のフルゲート14頭で盛岡ターフ王の

座を争い、優勝馬主にはダーレー・ジャパン㈱協賛により種牡馬モンテロッソの

配合権利が提供されます。

ハッピーグリンは2歳時、北海道2勝からJRA札幌・コスモス賞、すずらん賞へ連続挑戦。いずれも3着に健闘し、芝適性の高さを証明しました。その後、全日本2歳優駿(JpnⅠ)9着から1月、JRA東京芝1800m・セントポーリア賞(3歳500万下)へ挑戦。上がり33秒3の驚異的な末脚で直線一気を決めて完勝。周囲の度肝を抜きました。続くスプリングステークス(GⅡ)8着、プリンシパルステークス4着に敗れ、春のクラシック挑戦はなりませんでしたが、前走・STV賞(札幌芝1500m 1000万下)で出遅れながらも強烈な決め手で勝利。JRA2勝目を飾りました。以上の足跡を持つビッグネームがOROカップへ参戦。1周1400mの小回り芝対応がカギを握りますが、大物3歳馬には単なる通過点。秋のJRAへ向けて、どんなパフォーマンスを披露してくれるか注目です。

ガリバルディは中央芝6勝。2016年の中京記念(GⅢ)を優勝し、昨年の京成杯オータムハンデ(GⅢ)2着。また、マイルチャンピオンシップにも2度挑戦した実績もあります。今回は転入初戦に加え、2ヵ月ぶりの実戦ですが、最終追い切りで破格タイムをマーク。ディープインパクト産駒初の盛岡芝重賞制覇の期待がかかります。

サンエイゴールドは勝ち星10勝すべて盛岡芝でマークした盛岡芝の鬼的存在。今年はかきつばた賞、せきれい賞を連覇し、重賞もすでに6勝マーク。盛岡ターフ王の名を欲しいままにしています。最大ネックは芝2400m戦に絶対の自信を持っているのに対し、盛岡芝1700mは5戦2勝。OROカップは一昨年8着、昨年2着に敗れ、距離に不安を抱えていますが、せきれい賞後はここ1本に絞って調整。悲願のOROカップ制覇に燃えています。

エイシンエルヴィンは中央芝3勝、フランス芝1勝。1600万下から転入初戦の芝1700m戦を圧勝。2着のサンエイゴールドと4馬身差の勝利でした。かきつばた賞7着、せきれい賞3着は距離2400mの壁に泣きましたが、芝1600m・桂樹杯ハナ差2着。惜しくも勝利を逃がしましたが、実力の片りんをのぞかせました。今度は転入戦と同じ芝1700mが舞台。全能力を発揮できる格好の条件を迎えました。

ほかにも桂樹杯を優勝したロキ、中央オープンに在籍していたシャドウパーティー、遠征馬も芝巧者がズラリとそろいました。

盛岡ターフ王を決める「第20回岩手県知事杯OROカップ」の発走は23日、17時5分です。