7月10日（日）盛岡競馬場のメインレースは、3歳馬による芝1700m戦で行われる重賞
「第12回オパールカップ」。
地方競馬で唯一芝の重賞競走として、全国地方競馬交流として門戸が開かれており、全国各地か芝を求めて強豪が集結。
舞台となるのは盛岡芝1700ｍ。
まずは公式サイト掲載の今週の注目レース情報（テシオ編集部）でポイントをチェックしてみましょう。
コース攻略については
「 直線を目一杯に使って4コーナーギリギリの所からの発走。芝1600ｍと比べスタート後の直線が100ｍ伸びる分、僅かな差だがこれが意外に激しい先行争いにつながりやすい。
おかげで外枠の馬でも十分上位争いに参加できるし、差し馬も戦いやすくなる。」
トライアルの「はまなす賞」とは100m違うだけですが、その100mがキーポイントとなりそう。
レースの注目ポイントとしては、遠征馬4頭を地元馬6頭が迎え撃つ構図。過去3年は遠征馬にタイトルを奪われ、今年も各地から一線級の馬がタイトルを狙ってやって来ましたが、今年は地元勢優位に戦いが進められそうとのこと。
地元の大将格はやはりシーグランディ。はまなす賞からこのレースへと芝路線を転戦するのは予定通りのローテーション。そしてはまなす賞をきっちり制して順調に駒を進めてきました。
またJRAの芝特別にも出走して度々好走している点も大きな強みとのこと。
例えダートで好実績を持っていても芝経験が少ない今年の遠征馬達より、シーグランディの芝での経験が勝る･･･というのが過去傾向からのデータ。久々の地元馬制覇に期待が持てそうです。
気になる遠征馬については、北海道のスタープロフィットは北海優駿2着、昨年の南部駒賞3着と実績十分。また笠松のオーナーシップは東海ダービー4着など東海地区重賞戦線で安定した活躍を見せています。しかしどちらも芝経験がないのが気になる点。 遠征馬で芝経験がある名古屋のモエレウェバリングは、7度の遠征の全てがしんがり負けに近い結果。芝適性には「？」マークのようです。
シーグランディの相手候補にも、はまなす賞でシーグランディを追いつめたラブミープラチナはじめレディージャスミン、ティアラグラマラスらの地元馬が好走する可能性も十分期待できそうです。
公式サイト「今週の注目レース－第5回盛岡競馬前半のポイント」
☆「第12回オパールカップ」出馬表（NAR）
週間テシオ情報局の特集では、注目のシーグランディを管理している佐藤雅彦調教師にインタビューしております。
はまなす賞の後も反動も無くこの中間は順調とのこと。前回よりもさらに動けると踏んでいるが、遠征馬も居る相手関係と、大外がちょっと気になるとコメントしております。
☆週間テシオ情報局・特集「 シーグランディ＝佐藤雅彦調教師インタビュー」
それでは、続いて予想をチェックして参りましょう。
まずは須田鷹雄プロデュース「勝ちそーＴＶ」（岩手めんこいテレビ）。
今回は、グリーンチャンネルキャスター荘司典子さん、よこてんさん、松尾編集長の３人で、勝ちそー三連単チャレンジに挑戦です。
１着担当は荘司さん。(10)シーグランディと(2)スタープロフィットを指名。
シーグランディは言うまでも無く、スタープロフィットは北海優駿は外々を回されて苦しい中での2着でしたが今回は2枠と好枠。盛岡でと相性の良いゴールドアリュール産駒なので期待したい。
２着担当の松尾さんは、(6)リュウノフラッシュと(8)ラブミープラチナ。
ラブミープラチナは前走のはまなす賞でシーグランディとハナ差の2着。リュウノフラッシュは前走レース前に放馬してラーメン食べて胃がもたれた？？ 放馬の影響を考えれば巻き返して不思議無しとのこと。
３着担当にはよこてんさん。(4)オーナーシップと(7)ティアラグラマラスを指名。
オーナーシップは初芝ながら血統的には問題無さそう。東海地区で重賞で揉まれてきた経験は通用しそう。ティアラグラマスは芝を使われながら慣れてきているので掲示板はありそうとのこと。
「2,10⇒2,6,8,10⇒2,4,6,7,8,10」の三連単フォーメーション（24通り）という結論に達しております。
☆岩手めんこいテレビ「須田鷹雄プロデュース「勝ちそーＴＶ」」
勝ちそーラジオhttp://www.kachiso.jp/ には、グリーンチャンネルのキャスター荘司さん、ケイシュウNEWSの大場TM。場内実況の古川さんが登場。
大場さんの本命は(5)レディージャスミン。対抗に(10)シーグランディ、単穴(1)ヤマトスバル。(2)スタープロフィット，(6)リュウノフラッシュを挙げております。
大外のシーグランディは、外を回される展開となれば取りこぼす可能性があるのではとのこと。
古川さんの本命は道営の(2)スタープロフィット。
ゴールドアリュールで血統的にも芝は合うと思う。しかし、産駒はダートで強いのを出しているのが気になるとのこと。
ちなみにふじポンは、普通に(10)シーグランディを本命。ラブミーチャンとスタープロフィットも1着馬に指名したいとのこと。
☆2011/7/9放送分ポッドキャストはこちらから
さて以上の情報を斜め読みした結果ですが、はまなす賞より100m長いのがポイントではないかと思います。
本命は、大外でも(10)シーグランディ。
斤量減は歓迎ですし、遠征馬も多くペースは速くなりそうでスタートが100m延長することで意外と馬群がばらけて好位で競馬ができるのではないかと見てみました。
相手候補に、(8)ラブミープラチナ，(6)リュウノフラッシュ。
連下として、(4)オーナーシップ，(6)リュウノフラッシュ，(7)ティアラグラマラスと注目してみたいと思います。
（事務局中の人は、三連単フォーメーション「6,8,10⇒6,8,10⇒4,6,7,8,10」（計18点）で馬券購入してみます）
以上、最終的には自己責任で馬券の購入のほどお願いいたします。
注目の第12回オパールカップは、盛岡10Rで16時25分発走予定となっております。
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オパール……Opal。英語で「蛋白石」の意
1着馬にはJRA菊花賞ステップ競走への出走権が与えられます
(公式サイトより)
＜write by 森川駿平＞