宿命
競走馬として生を受けた以上、走り続けなければならない。
時には、少し休むのもいいだろう。
しかし、競走馬たちは自分で進路を決める事は出来ない。
今日も、明日も明後日も、次のレースを目指し稽古をしている。
震災で辛い思いをしたのは人間だけではないと思う。岩手でレースを待つ競走馬たちも辛いはず。
競馬馬はペットではない。そこに、たくさんの人の夢、希望、誇りやプライド、様々な思い入れが一頭の馬に込められている。先行きは、不透明だが、一人のちっぽけなホースマンとして、もう一度彼等を競馬場で走らせてあげたい。
必ず、復興そして復活。
一生懸命、応援します。
様々な困難を乗り越えた時、また新しいドラマがスタートします。岩手競馬が、今まで以上に、数々の感動を与えてくれることを期待してます。
その時が来るまで、みんなで一緒に
岩馬るべ!
八百板生