2月末から入院していた父ですが
とうとう療養型の病院に空きが出て、
明日転院することになりました。
そのまま、そこで看取りということになるのではないかと思う。
今は点滴のみだが、調子がよくなって、
もしも口からゼリーでも食べられるようになれば特養へという話もないわけでもないけど、おそらく父の年齢から考えても難しい。
胃ろうや静脈栄養とかもあるけど、医師からも、
「年齢的にそこまでしたら、本人にも負担だし、50年前に胃潰瘍で胃を半分切除してる父は胃ろう自体難しい。」
兄も叔父も私も、
延命治療は行わないことに決めた。
5月で90歳。
充分生きたと思う。
私や兄も孫の顔も見せることができた。
こんな時自分にも他人にも納得の行く答えを用意してしまう。
父の命のことなのに。
切り捨てたと言われたら、それまでだ。
父の転院先が決まって、
自分がどんなふうに思うんだろう?
って考えてた。
実際そうなると、
- ホッとした気持ち
- あー、もう父は自分の産まれた家に戻ることはないんだなという気持ち
- 母の事
母に伝えても、
理解できないし忘れてしまうだろう。
その方が幸せかもな。
お父さん頑張って、家に戻ってきてほしいって何度も言ってたから
それ言われる度に辛かった。
私達兄弟は、もう父に振り回されることにウンザリしていた。
そして、私はこの7年、父や母のこと充分世話したと思ってる。
偉そうだけど…
そんなこと母が思ってるわけ無いけど
まだ私達に頼るつもりなの?
少しは楽にしてほしい。
母の良心が私を苦しめる。
認知症だから仕方ないけど
家に戻ってきたら、また大変になる。
私のことも考えてほしいって思ってしまった。