行き過ぎた体罰の代償 | ゆーくんの「福笑い」日記

ゆーくんの「福笑い」日記

日々の出来事から、小さな発見や感動を皆様におすそ分けするブログです。

高校生がクラブ顧問の体罰を苦に自殺―。

ショッキングな事件の代償は重いのか軽いのか。
子供を失ったご両親の気持ちは計り知れないものがあります。

最近増え続けるいじめによる事件。
それを防ぐべき立場の教諭による体罰という名のいじめは、ひとりの人間に死を選ばせる程のものでした。

学校はたちまちニュースで取り上げられ、新聞にも連日その学校名が踊りました。
在校生にも大きなショックと、精神的苦痛を与えたのは想像に難くありません。

ただし、無くなった生徒への配慮に欠いた在校生の記者会見は未だに違和感がありますが。
そして今日、こんなニュースがありました。

大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部主将で2年生の男子生徒(当時17)=昨年12月に自殺=を殴って負傷させたとして、大阪地検が元顧問(47)=懲戒免職処分=を傷害と暴行の罪で在宅起訴する方針を固めた。教育現場での体罰が刑事裁判に発展するのは異例。生徒ら部員 への暴力が常態化していたことを踏まえ、悪質性が高いと判断したとみられる。

NHKのインタビューに出演していた元顧問を見て、これまた違和感がありました。

無くなった生徒への謝罪を口にはしていましたが、どうも自分を正当化する様な発言もあった様に思うからです。

生徒への指導は確かに必要でしょう。
顧問を顧問と思わない様な生徒の態度にも問題があるでしょう。
両親の普段からのしつけの問題もあるでしょう。

しかし、人を死に追いやる権利も資格も、顧問にはありません。
ましてや生徒を導く職業の人間なら、それをただしてしかるべきです。

顧問は今、起訴という罰を受ける形になりました。
裁判によって新たな事実も出て来るかもしれません。

無くなった生徒の為にも、本当に体罰が必要だったのか、何故彼を死に追いやったのかの真実を口にしてほしい。高校のクラブ活動に、それほど厳しい指導が何故常態化したのか。
クラブに全力で取り組んでいる全国の子供たちの為にも今後、このような痛ましい事件が起きないよう、全てを語ってほしいと思います。

ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。


また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。


ゆーくんの「福笑い」日記-緑色の募金箱


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