原発事故被害者を無視した主張、「原発を活用し生き残ろう」 | ゆーくんの「福笑い」日記

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昨日の新聞の社説欄での主張。


あいも変わらず、福島を無視した主張を繰り返している。


今回の主張は、「原発を活用し生き残ろう」。


ものすごく違和感のある主張だ。

原発を盲信し、招いた結果が福島の事故だ。


補償も廃炉への道筋もままならないこの状況下で、原発を活用するとはいかなる主張なのか?


バカの一つ覚えの様に、「夏の電力不足はどうするのか?」といった「脅迫めいた」言葉を散りばめ、「原発なくしては日本経済や被災地の復興はない」と言い切っている。


さらに被ばく線量の基準にも噛み付いている。

年間1ミリシーベルトという、除染の目標が東北の農産物の風評被害や除染を送らせていると断じている。


さらに主張では、CTスキャンでは1回の検査で10ミリシーベルトは被爆するのだから、年間20ミリシーベルトを汚染地域での暮らしと健康の両立ラインだろうと勝手な推測を立てている。


ではこの主張を行っている本人、家族が東北に実際に住むべきだ。

自分には直接関係も影響もないから、こんな身勝手な主張が出来るのではないか。


実際に住む人間にとって、この理論は全く持って安心感を与えるものではないことは、誰の目にも明らかだ。


そもそもCTスキャンなんて、1年に10回も20回もするものではない。


この主張では、事故の影響や事故が与えた周辺地域への計り知れない不安と不信を棚に上げさせ、自分たちが経済的に安定するには電気が必要なのだから、気にせず原発を動かせと言っているに過ぎない。


せめて事故の収束に、目に見える道筋が立ってから、原発の安全を謳うべきではないのか。


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