醜い関西人になりたくない!? | ゆーくんの「福笑い」日記

ゆーくんの「福笑い」日記

日々の出来事から、小さな発見や感動を皆様におすそ分けするブログです。

昨日の台風、改めて自然の猛威を感じました。
接近しているときはさほど感じませんでしたが、通過中の風の音は久しぶりに「すごい」と感じました。各地で被害で出ているようで、被災された方が心配ですね。

早くも台風5号が日本に近づいているようですので、警戒が必要です。

さて、連日お話している話題で恐縮ですが、今日も原発再稼動の話題です。
最近は大飯原発の話題が、ニュースや新聞をにぎわせていますが、そもそも福島での原発事故を受けての話であることを忘れてはいけません。

福島をはじめとする原発事故の被害者の皆さん、避難を余儀なくされている皆さん。
その方たちのご苦労と心労、経済的な被害。
それら全ての上に、原発の安全を見直さなければならないという議論があります。

最近自分が不愉快に思っているある新聞の社説。
昨日の新聞でも、電力消費地の発言が、原発立地地を侮辱しているという内容の記事がありました。

さらに関西人は「住民エゴ」だと。
確かに、大阪や京都、兵庫などの大都市を抱える地域では、震災ガレキの受け入れを拒み、原発に対するデメリットに難色を示し続けてきた。

福井県をはじめとする原発立地地域ほどの、「危険」を抱えていない。
では、大阪に原発を設置することは可能なのか?

大阪市に設置できる場所はあるのか?
そもそも、もしもの事故を前提として出来るだけ安全な場所に設置するといいながら、事故を起こした今、安全が保証されていないものをどこが受け入れるのだろう。

今回の再稼動について、再稼動で消費地の電力は確保されるかもしれない。
だがそれは本当に「素晴らしい決断」だったのだろうか?

それはこの先の安全が保たれて初めて評価されるべきことだ。
もし、福島と同じような事故が起これば、関西は廃墟になってしまうだろう。

その時、新聞はどのような記事を書くのか?
政府や再稼動を容認した自治体、電力会社を非難するのだろうか?

早い話、電力を消費するものにもエゴがあり、生産する側にもエゴがある。
再稼動に条件をつけるのもエゴ、原発立地に対して補助金を請求するのもエゴ。

原発立地地への補助金は税金であり、電力料金に含まれている。
つまり、対価として支払われているのだ。

原発立地地への感謝は忘れてはならない。それは事実だと思う。しかし、安全を確認して欲しいと思うのはエゴだろうか?
震災ガレキの処理の拒否は明らかな「過剰反応」だ。

しかし、今も放射能の被害を受け続けるチェルノブイリや、東北のことを思うと「事故の教訓は活かされなければならない」と思わずにはいられない。

これを関西人のエゴと言うのなら、少なくともこの記事は聖人君子が書いたものに違いない。


ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。


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きっと笑う門には福来る!


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