宮城県に人生で2度の大震災を体験された男性がいらっしゃるという記事を新聞で見つけました。最初に体験されたのは阪神大震災。男性は当時14歳。幸い自宅は無事だったそうですが、倒壊家屋を間を縫って学校に通い、同級生の中には家や身近な人を失った方もいらっしゃったそうです。
やがて男性は宮城県で高校の教諭に。
東日本大震災で被災したのは、部活中で「あの日」の体験が蘇ったそうです。
しかし、逆に「あの日」を体験しているだけに、逆に生徒達を守るという想いが強く、神戸の実家に一時戻られたときも、わずか1週間の滞在で宮城県にとって返したそうです。
2度の被災を経験し、男性は「自分は生かされた」と強く感じるようになったそうです。だからこそ、目の前の困難に立ち向かう生徒達の力になりたいと、より強く思っておられるのかもしれません。
いじめや悩みで自ら命を絶つ若い命が後を絶たないなか、東日本大震災では「生きる」ことの意味を改めて問いかけているような気がします。
子供を残して無念にも無くなった方、この世に生を受けたばかりで命を奪われた子供たち。
今こうしてこの世に生きていられる自分たちは、自らのそして自分の周囲の全ての命を大切にしていかなければならないと感じます。
つらい思いをしている子供たちが、現状を乗り越え大人になっていく姿を、そしてその「経験」を次の世代の子供たちへと教え、伝えていく事を全力で応援したいと自分も思いました。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
また、全国の子供たちを支援する様々な取り組みを行っておられます。
どうか皆さんも、この緑色の募金箱を見かけたら、是非ご協力をお願いいたします。
また、募金箱設置にご協力をいただける方は、財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPからお問い合わせをお願いいたします。
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
財団法人 日本児童家庭文化協会さんのHPはこちら
http://www.kidsfirst.jp/