桜ゼミナール塾長・中学生の学習アドバイザーの安村です。
６月は中３生部活動の最後の大会が始まりますね。
本日は「部活動終了と受験へ切り替え」です。
主に中３生向けの内容ですが、
中１・中２生の保護者さまも参考になさってください。
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１、部活と勉強の両立
部活動が忙しすぎて勉強しないから
部活動は辞めさせたい…
このようなご相談をいただくことがありますが、
本人が楽しくやっているなら続けるのがいいでしょう。
ただし、文科省のルールでは
「平日１日、土または日が休み＝週休２日」と決められています。
平日も土日も休みがない場合は、
顧問の独断でルールを破っている可能性もあります。
いまだに頭の中が昭和の指導者もいますから、
校長や教育委員会に相談したほうがいいでしょう。
テスト前になっても部活動がある場合も同様です。
２、中３生は最後まで精一杯
中３生はもうすぐ県大会予選が始まります。
最後まで悔いのないよう精一杯させたいですね。
試合に勝っても負けても
「やり切った！」と思えるのが一番でしょう。
一つのことに打ち込んだことがある子は
受験勉強も頑張れる傾向にあります。
とくにスポーツや吹奏楽をやっていた子は
体力・持久力・集中力があるからです。
切り替えもうまくいく場合が多いです。
３、夕方の時間の有効活用
部活動がなくなると、夕方が空きます。
16:00くらいに学校の終礼や掃除が終わり、
親御さんがお仕事をされている子は、
夕飯までダラダラとスマホで過ごしやすいです。
可能ならば、
・学校に残って勉強させてもらう
・塾の自習室へ直行する
・図書館などへ行く
などできるといいです。
夕方１時間、夜２時間の計３時間は勉強時間を確保したいです。
土日は最低６時間はがんばりたいですね。
４，たまに身体を動かした方がいい
スポーツをやっていた子は体力が余ってきます。
運動は脳を活性化させるというデータもありますから、
週１くらいで身体を思い切り動かすのはいいでしょう。
受験勉強漬けだとストレスもたまりますね。
部活の仲間と集まってワイワイ話すのも発散できていいでしょう。
本日も長文をお読みいただきありがとうございました。
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【編集後記】
中学校の部活には所属せず、
地域のスポーツクラブに入っている子も増えました。
こちらも夏休み前には引退するのがベターでしょう。
夏休みまでやって秋の引退とすると、
受験までの勉強時間と量が足りなくなるおそれがでるからです。
もちろん、うまく両立する子もいますが、
夏休みは貴重な勉強時間であることは変わりません。
夏休みは一日３時間しか勉強しなくても、
トータル１００時間勉強できます。
一日６時間なら、２００時間弱。大きいです。
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