簡単にちょっとだけ気になった点を。
お話としては、最初の予定通りだったのか、路線変更をされたのかは分かりませんが、何となく施設も里親もイメージが良くなっていて、めでたしめでたしで終わりそうですね。(^-^;
まあ、それはそれで良いのですが、今回一つだけ気になった点。
ラストシーンで子どもが実親の手を振り切って、結局里親の元に絆を求めた形で終わるのですが、これをどのように捉えたら良いのか・・・。
先日からお話しているように里親家庭は疑似家族であり、本来の家族の絆をそこに結ぶことはできません。
本当の家族になる為には、そこに養子縁組と言う手続きが必要になります。
養子縁組希望の里親という方もいらっしゃるので、広い意味では、特別養子縁組を希望されている方も、里親になると言えばなるのですが、ここは本来明確な線引きがあります。
個人的にはあのシーンは、里子になるのではなく、そのまま養子になるという形の方がより
「本当の居場所・新しい絆を見つけた」
という感じに仕上がった気がするのですが、まあ、素人がプロに意見するのも何なので、とりあえずひとりごととして。(笑)
ただ結果論ですが、実の親子関係の修復どころか、それを壊してしまう事が本当(現実の世界の話)の意味でよかったかどうかは、また別ですね。
まあ、ドラマの世界ですから、流して見るのが本当の姿かも知れません。
とりあえず、気になった事として。