攻撃的エンジョイ精神
単身赴任中のダンナです。
ヨメとはメールなどで連絡とりつつ日々業務をこなしています。
おそろしいことに、
写真で送られてくるぺ~が右肩上がりにかわいさを増していて、
わが家のかわいさ棒グラフは上に貼り足さないとおっつかない状況です。
もう天井をぐるりと周り、向かいの壁を下に伸びて、現在は床を進行中。
一体今が何カワイイなのか、よくわからないことになっています。
さて、先日ここのお題にも載せた
「化学療法、やるのか止めんのか問題」、
ひとまず開始は7月まで延期することになりました。
昨日、ヨメが先生との話で決めたとのこと。
ちょっとホッとしています。
これでもっと話し合いする時間がとれるし、
たとえやるにしても、立ち会うことができる。
しかしこの問題、知人から「治療をしないのが治療である」という
言葉もいただいたのですが、
もはや解釈次第、心の持ち方次第というところもあり、
「それは精神安定剤としての化学療法なのか?」とか、
「だとしたら何が悪いのか? それもペインリリーバーでは?」とか、
ヨメにとってはどうすることが一番幸せなのか、
まだまだ深く考える必要がありそうです。
きっと大事なのは、どっちを選ぶかではなく、
どれくらいみんなが納得してそこに落ち着くことになったのか、
そのプロセスになるのでしょう。
話は変わりますが、現在またしてもあの『がんばらない』で有名な
医師・鎌田實さんの本を読んでいるのですが(『いいかげんがいい』集英社)、
読んでて驚くのが、この方、ものすごいエネルギッシュなんですよね。
臨床もしながら、ものすごいペースで本書いてるし、
イラクやチェルノブイリを飛び回る一方、
“がんばらない”レーベルから出すCDをプロデュース、
日々自らトレーニングを課し、ラジオにはいろんなゲストを呼び、
趣味のスキーでスイスまで行っちゃう……
これが還暦過ぎたじいさんのやることか、と正直おののかされます。
ふと思ったのが、
鎌田さんはもしかして、普段常に死に接しているから、
ここまで猛烈な“生”を必要としているのではないか、ってことでした。
日常的に相当のストレスにさらされているから、
それを跳ねのけるため、自分に楽しいことさせてやらなければならない。
死に立ち向かうため、生をできるかぎり燃焼させていく――
簡単に言うと、
「辛いときこそ、楽しいことをやらんとあかん」
そんなふうに感じたのです。
実際ヨメがいわきに行って以降、溜まった疲労をぬぐおうと、
スーパー銭湯いったり爆睡したり、「休息」という方向で
いろいろ試してみたのですが、休息って回復が遅いんですよね。
だったら逆に、楽しいことに振り切っちゃう、
がーっと好きなことに没頭&忘却したほうが、
心身ともにスッキリしていいのではないか、と思ったりして。
W杯的には、
サイドバック、自陣に引くのではなく、ガンガン前に出てけ、
さすればゴールも守られん――みたいな。
特に看護の真っ最中に別のことに手を伸ばそうとすると、
白い目で見られたりするし、当人も自粛しがちだけど、
絶対このほうが健全だし、いい関係が保たれると思う。
特に、長期戦になってくると、それは顕著に現れる。
だから、7月になったら、義父や義母に
“攻撃的フル休暇”を取らせてあげたいと思う。
では、やってて本当に楽しいこと
夢中になれることって何だろう?
それもまた人生の大事な問題であるのですわい。