抗がん剤の副作用に、爪の変色や変形、割れる、薄くなる、剥がれるなどがあります。
爪が浮いて剥がれるような、痛みを伴う副作用もあるので、治療中は爪や手を乾燥させないように病院からアドバイスされるはずです。
そこで今日は 元美容オタクの(年をとってきて美容熱も薄まってまいりました)、ぴんくま子が推すハンドケアを紹介したいと思います
まずはマニキュア。
がんセンターのサイトにはー
「爪の凹凸や弱くなった爪を保護するために、ネイルを塗るとひび割れなどから守ることができます。好きなネイルを使って構いません」と書いていましたが、私がお勧めするのはOPIの エンビーです。
ちょっと高めですが、二枚爪や割れやすい爪を耐久性のある爪に成長させる、爪を育てるためのネイルポリッシュで、普通のネイルと少し異なります。
トリートメントが入ったベースコートのような感じです。
1日おきに重ね塗りをして 1週間後に一度除去します。
これを好きな長さに成長するまで 繰り返していきます。
以前はジェルネイルで爪が弱くなった時に使用していましたが、コロナ以降はアルコール消毒で常に爪が弱っているので頻繁に使用しています。アルコール消毒の保護にもなります。
お次はキューティクルケア。
こちらもOPIのキューティクルオイルを使用しています。
いま人気のu〇aも試しましたが、値段の差ほどの違いは感じませんでした。
(u〇aは高いです。5ml・3,630円)
携帯に便利なセラムに変えた時は、おばちゃんのカッサカサな指先にセラムでは「潤いが足らん!」と感じたので、抗がん剤中は尚更セラムよりもオイルの方が良いかもしれません。
抗がん剤の中には皮膚乾燥の副作用もあり 手の皮がむけてしまう方も多いようなので、治療が始まってOPIのオイルでも保湿が足りなかったらまたご報告します。
そして最後のハンドクリーム。
今はLIGURIAN HONEYのハンド&ネイルクリームを使っています。
オーガニックで商品は良いんですけど 香りが少しキツイので(良い香りなんですけどね)、治療中はこちらでいいかなと思ってます。
癌サバイバーさんなら みんな知ってるミノーーーン!
安いし、全身に使えるし、ペタペタしないし、本当に優秀。
アルビオンのハーバルオイルも全身に使えるし浸透が早いので、ハンドケアとして使用してみたのですがー
やはりこのオイルはブースターでした。
保湿としてならミノンの方が優秀でした。
ハーバルオイル 40ml 5,500円
ミノン 200ml 1,540円
しかもコスパ最強
ちなみに保湿だけではなく治療中は保護もしましょう。
水を使う時はグローブしましょう。
こちらのグローブは薄いので グローブをしていても微妙な指先の感覚が分かります。
だから細かいところも洗えちゃう。
食材を洗う時などは特にストレスフリーです。
食器用洗い手袋(昔でいうゴム手袋w)を普段使わない方は、こちらのグローブを試してみてください。
たしか250円くらいです。
【追記】
抗がん剤治療がはじまったらミノンの保湿では不十分でした。
皮膚の皮がむけてからはヘパリン類似物質油性クリームを患部に塗り込んで、さらに手全体にLIGURIAN HONEYのハンド&ネイルクリームを使っています。22.06.18