壁に夢を貼ると叶う…叶うけど、違う形で叶う
ども。青森大好きブロガーの
ねこぜ( @nekoze_aomori )です。
素朴な青森の商品やお店を応援したい。
そう思いブログをつづけてきました。
十数年前のねこぜの夢は、青森の農家さんをPRすること。
青森には素晴らしい食材がたくさんあるのに、知られていないものが多すぎる。
だから、ブログを通じて魅力を発信したい!
そんな想いを込めて、壁にでかでかと書いた。
「青森の農家さんをPRする!」
よし、これでいつか何かが動き出すはず。
…と思っていたら、
最初に来たオファーは「東京のオカルト雑誌」執筆だった!
最初に来たPRオファーは「中国の便座シート」だった!
いつか応援すると決めていた青森の人
出会いは2013年。
食を取り上げるテレビ番組で、
青森のある農家さんのドキュメンタリーを見たのがきっかけ。
東京の大学に通っていた青年が、
ある日、青森で農家をしていた両親からこう告げられる。
両親「赤字続きだから、もう農家はやめようとおもう…」
200年の間、先祖代々続けてきた
農家をやめるという知らせだった。
しかし彼は、それを止めた。
「俺がなんとかする」と青森に戻り、農業を再建しようと決意。
実家を継ぎたくない気持ちを押し殺し、新しい挑戦にすべてを懸けていた。
何より感動したのは、その行動力。
他県の購入者や取引先に自ら出向き、生の意見をもらう。
自分でホームページをたちあげ、全国発送の通販をはじめていた。
彼の姿を見て、ねこぜは思った。「こんな若い農家が増えてほしい」
ブログで応援し続け、ついに本人から感謝のメッセージも届いた。
よし、会いに行こう――そう思って連絡したが…。
「いや、無理です。忙しいんで☺️」
瞬殺。
そのときは、悔しさしかなかった。
しかし、そのときのねこぜは、農家の繁忙期がどれほど過酷か知らなかった。
「冷たく断られた」としか思えず、悔しくて悔しくてたまらなかった。
悔しくて枕を濡らしたが、ある日決意した――必ず見返す!
壁にヤツの写真を貼り、こつこつブログを続けいつかギャフンと言わせてやることを誓った。
それから数年後。ついに待っていたメールが届いた。
「ねこぜさん、力を貸してください」
長年、呪ってた 応援していたアイツからのオファー!!!
ついに、、、ついに、、、!!!
ねこぜ「ふっふっふ、まかせてくだせい。農家のPR待ってましたよ……!」
種子さん!!!
種子さん=青森県田子町のにんにく農家
そう思った、次の瞬間。
種子「『謎解きイベント』のアンバサダーになってもらいたく…」
ついに農家PRの依頼が来た……と思ったら、まさかの『謎解き』???
そこから、このブログの読者さんは、もうご存じの通り……悲劇が始まりました。
ねこぜは苦手な「謎解き」アンバサダーになり、散々な目に遭うのでした。
種子「ところで、ねこぜさんってイラストレーターじゃないんですか?」
ねこぜ「げへへ。絵が上手いって?げへへ…」
種子「もっとシニアかと思ってました」
こ……なんなんだ、コヤツは!!
「イラストレーター = 年配の人 のイメージってなんだよ!? いや、シニアに謎解き頼むなよ!」
28歳の彼をテレビごしに見て感動した日から、気づけば12年。
こんなに狂っている人だったとは…
でも、謎解きのアンバサダーとして応援すること になったのでした。
そのときの話はこちらに↓
▼謎解きアンバサダーの話▼
この人…おそろしすぎる…
そして、ついに……(数秒の沈黙)……人生、何があるかわからねえ。
しかし、種子さんはまだ何かを隠していた……(つづく)
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ねこぜ😸
月イチ青森旅ブロガー
青森を愛するドジな旅人。
2011年から月イチで青森をひとり旅して、ブログで失敗談を書いてます。