こんにちわ。ねこぜです。
いつも青森での体験ばかり書いていますが、
たまにはねこぜの普段の生活を知ってもらうために東京でとんでもない美容院に出会した体験を書きます。
ねこぜが東京でいかにすさまじい日常を過ごして、青森で癒されているかを知っていただければ幸いです。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/natural07_heading_underline.png)
(この記事はクレームではなく、心震えるおもしろ自慢話です)
今から◎十年前のこと…
上京した田舎臭いねこぜは、
フレッシュな人間になるため、都心にあるヘアサロンを目指していた。
明日、バイトの面接があるから、都会的できちっとした身なりになりたかった。
しかし、繁華街の駅から徒歩5分の美容院を予約。駅近だからワクワク。
しかし、初めて行ったヘアサロンのスタッフさんをみた瞬間、
ハッと気がつき、口から出かけた言葉を必死で飲み込んだ。
うっ…!!
(おしゃれな美容師さんが1人もいない!!!)←失礼
都会的でフレッシュになりたかったのに…
今までいってた田舎の美容室の親戚のおばちゃんみたいな感じの人たちだった。まあ、いいか。
人を見た目で判断しちゃいけない…。
そして、その予感は見事当たることになる。
ポイント①おしゃれな人が一人もいない
施術までに待ち時間があり、
「どれ読みます?」と
差し出された雑誌を見て、椅子から崩れ落ちた。
こ、これは…
究極の3択だった。
渡されたのは…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①高齢者向け雑誌
②マクドナルドの広告チラシ
③フレッシュネスバーガーの広告チラシ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
忙しすぎて頭がバグってしまったのか…?
じいさん向けの雑誌もひどいけど、チラシが2つもまじっているじゃないか。
それとも「金の斧、銀の斧」みたいな感じで、人間性を試しているのか…?
ふざけるにもほどがある!
ねこぜにもプライドってものがあるんだ!
ねこぜ「…」
ねこぜ「フレッシュネスバーガーで。」
いつも見慣れたマックより、特別な気分が味わえるフレッシュネスバーガーを選ばせていただいた。
しかし、食べたいと思っていないときに10分も15分もチラシをながめつづけると…無の境地というか…心が落ち着くというか。今まで感じたことがない新鮮な気持ち…(フレッシュネスバーガーなだけに…)
ポイント②雑誌ではなくチラシを読まされる
修行のような時間の後、やっとカット椅子に座らせられたねこぜ。
カットとカラーで予約をしていた。
美容師さんが
「どんなカラーにします?」
ときいてきた。ここまではふつうの美容院と同じだ。
ねこぜ
「明日面接なので派手すぎないやつで…
色見本みたいなやつはありますか?」
「…。」
そのとき、美容師は堂々と聞こえないふりをした。
(え?)
色見本は当たり前だと思ってたけど、待ち時間にチラシを出すくらいだから、ここにはないのか…
「えっと…えっと…」
この美容師のセンスに1mmでも頼ったらとんでもないことになりそうな気がした(失礼)ので
具体的に表現しなくてはならなかった。
「じゃあ…あそこにある、あの柱…!あの柱の色!あれがいいな!」
私は柱になりたかったわけではない。
柱にならざるをえなかった。
ポイント③髪の色味は店の柱の色で決める
なんとか毛染めが終わり、次はシャンプーになった。
おもむろに顔の上にティッシュをのせられた。
ねこぜはものすごくこれが苦手だった。
笑うなよ、笑うなよ、というシチュエーションで
どーしても思い出し笑いをしてしまうんだ。
がまんすればするほどドツボにはまる。。。
嫌な予感しかない。
ふーふー(もう吹き出しそう)
いま美容師さんと目があったらやばいので、
視線を横にずらすと…
おいおい。
何人の人間が詰め込まれてるんだよ
このポリバケツはよおおおお!!!
ぶっぷうーーーーーー!!!
もちろん、ティッシュは遥か彼方に飛んでいった。
てめえ、これくらいで笑うんじゃねえよ。
くらい非情な視線を浴びることになった。
リラックスするどころか、目はギンギンにさえてしまった。
こんな客の目のつくところに、モンスターひそませておくなんて反則だろ…
ポイント④シャンプー中もトラップがある
一瞬も安心できないヘアサロン。
極めつけはこれだった。
え…?
シーンとした店内。
美容院でブレーカーが落ちるのは初めてで
それだけでもう笑いそうなのに…
あーもうだめ…またふきだしちゃう。
やけに落ち着いた美容師たち。
「あらら!すみませんね〜笑」とか謝罪の一言もなし。
ああ、そうか。
これもこの店ではお決まりのやつなのか。
ポイント⑤ドライヤー中にブレーカーは落ちるもの
施術がおわりました。
「いつもと違う私」「新しい私」になれました。
明日の面接、もうダメかもしれないと思った。
逃げるように会計で支払いをすませると、
恐ろしいことに気がついてしまった。
なんと、行列ができている。
嘘だろ…?
この店…人気店なのか…?
みんなこの店が普通ではないことを知って
来ているのか?
だとしたらお目が高すぎるぞ!!
ポイント⑥何故か行列ができている
ということでまとめ
「はなし盛りすぎでしょwwwうそつくなwww 」と、オオカミ少年みたいな扱いされてきたねこぜ。
もちろん、翌日、バイトの面接で「君、なんか髪型へんだね」と言われましたよ!
しかし、ぶじ合格の連絡がきたので、貴重な体験だったじゃありませんか。
だからこのブログの読者さんには信じていただきたい。
ねこぜは真実しか口にしないし、何が起きても楽しんでいるのです。
この記事を気に入ってくれた人は、
こちらもどうぞ😹
青森で見つけた床屋が、もはや床屋を超えていた