石竹@sekitikudelayedなんで太宰治のお墓にさくらんぼ詰めちゃうの https://t.co/2Xee0AjZ7w
March 30, 2017
ツイッターでみかけた、ちょっと衝撃的な写真…。
太宰治のお墓にサクランボが詰め込まれてるって…!?
「ダメだろォォ‼太宰さぁぁん‼‼ 」
「太宰治のお墓かわいそう」
「錯乱BOYの仕業か・・・」
などのコメントがあったので、…いたずらなの?!と思ったんですが、
よくよくみてみると、
鯛焼きうどん@taiyakiudon@sekitikudelayed 「桜桃」という短編小説の名に因んだとか,太宰が好んで食べたとか,言われています.詰め込んじゃうのはちょっとやりすぎに思えますが.
March 31, 2017
石竹@sekitikudelayed@taiyakiudon 「詰め込んじゃう」っていうのが不思議ですよね。なんでこんなことが始まったんだろう?と思って調べたら、桜桃忌に集まった太宰治の先輩作家や後輩たち(佐藤春夫、井伏鱒二、亀井勝一郎などなど)が「墓石の文字の窪みに桜桃を嵌めこんだ」という記述が出てきて、これまたびっくりしてます
March 31, 2017
@sekitikudelayed FF外から失礼します。新潮日本文学アルバムより昭和58年にも既にさくらんぼを詰められている太宰治のお墓の写真を発見致しました🍒毎年多くの人がお花とともにさくらんぼを供えるようですね! pic.twitter.com/bAZUlVPUWu
— 紅紫 (@Otonoma_Akashi) 2017年4月1日
@Otonoma_Akashi 紅紫さん、はじめまして!確かにさくらんぼの赤い点々が墓石に見えますね! 昭和58年、1983年にもさくらんぼが詰められていたのですね。わざわざ貴重な資料をありがとうございます
— 石竹 (@sekitikudelayed) 2017年4月1日
@desk_rei 太宰の先輩・後輩作家などが桜桃忌に詰めたのが始まりみたいですね。もちろん最初に太宰のお墓にさくらんぼ詰めた人の多くが既に亡くなっていますが…。
— 蟹そうめん@金欠なう (@tojo31615siriko) 2017年3月31日
太宰を偲ぶための風習?だったんですね。
毎年、太宰の命日(誕生日でもある…)の6月19日に、東京都三鷹市の禅林寺で行われる
太宰治を偲ぶ会「桜桃忌」のことは知ってたけど、
「桜桃(おうとう)」=「さくらんぼ」のことだとはじめて知りました。
太宰治は入水心中をする少し前に発表した作品が「桜桃」だったそう。
詳しくはこちらのブログに…。
参考:サクランボと太宰治 | ロンパークラブ - 楽天ブログ
追記:
生まれ故郷の青森県金木町でも、毎年「桜桃忌」として太宰治を偲んできたようですが、ご遺族から「生誕地には生誕を祝う祭の方がふさわしい」という要望があり、毎年6月19日には太宰治文学碑のある金木芦野公園で 「太宰治生誕祭」の式典をしているそうです。そっちはサクランボつめないのかな…?
太宰治生誕祭 - 五所川原市