5年以上も月イチで青森に通って、
最近はじめて知ったことがありました。


津軽の知人がいつも一人で、
やけに遠い場所にお参りに行っているなとおもってたんですが…


津軽の一部では、
干支ごとに守り神(守護本尊)が決まっていて、
自分の干支の神社・寺にお参りにいく風習があったんですって(檀家とは別)…!!!



この信仰を「一代様(いちだいさま)」というそうです。

家族で檀家のお寺に行ったあと、自分の一代様を参拝するとか。




一代様のお寺があるのは(弘前・黒石・平川・大鰐)だけなので、津軽のかたでも知らない人もいるみたいです。



(表:黒石市観光協会ホームページより)



全部で八体の守護本尊がいるので、八ヶ所あるそう。全然しらなかった…!


よーし!行ってみようじゃないの!!







と、ねこぜが思うと思ったら、大間違いさ…!!!





ねこぜは先に
裏技を聞いてしまったのです。




平川市「神宮寺」なら
体の守護本尊がいると…!!(笑)


ということで、 一挙にいいとこどりができる平川市の「神宮寺」を目指し出発!!




…したはずなのですが、




いつもの調子で




道を間違えて



酉年のお寺、平川市の「国上寺」にきてしまいました…







紐がぶっとい。りんごも置いてある。





馬。














馬。



馬。

馬がいっぱい。午(うま)年の神さまかと思ったら、ここは酉年の神さまらしい。









馬。

酉はどこに…!?










でっかいソーセージみたいのがぶらさがってました。


けっきょく、酉っぽい要素はありませんでした。どこも、こういう感じなんでしょうか?


地元のひとに聞いてみたかったんですが、一月中ばにいったので、ほかに参拝者もいませんでした。一代様…!




気をとりなおして、町を散策していると…



おばあちゃんたちが。



どこから来たのかさぐってみると…ちいさな温泉がありました。








 








青森の温泉にはめずらしく、脱衣所には床暖がついていて、 ベビーベッド&無料ドライヤーあり。
比較的新しめの温泉です。

ねこぜが行ったときにいたのはおばあちゃんが12人ほど。

津軽の言葉ならだいたいわかると思っていたのに、ここのおばあちゃんたちの言葉はなぜかわからなくて、びっくりしました。
まるで小鳥のさえずりのような早口。



よーく耳をこらして聞き取った言葉↓


「嫁ッこがなんめーもパンツ買ってきてくれたのはいいけどもハイカラなの買ってきたんだ。しかもでけえんだ」

「いいでば、デカパンがいんだ、パンパースはいてけばちょんどいんだ」


…聞いちゃいけなかったかな。


おばあちゃんのひとりに、一代様にいくか聞いてみたら、「酉年だからそこ(国上寺
)にいくのさ」と言っていましたが、あとはなまりで聞き取れず。ざんねん。



来年もチャレンジだ…!




 
⭐︎古懸山国上寺(古懸不動尊)
青森県平川市碇ヶ関古懸門前1-1
0172-45-2446

⭐︎古懸コミュニティ浴場
青森県平川市古懸門前屋岸10-2
12:30~21:30営業
定休日なし
0172-45-2300
 
平川市民:大人200円、中人100、小人50円
平川市外:大人250円、中人100、小人50円


それぞれの干支の神社↓

●子(ねずみ):弘前市「多賀神社」

●丑(うし)●寅(とら):弘前市「求聞寺(ぐもんじ)」

●卯(うさぎ):弘前市「金剛山最勝院」弘前市「天満宮」

●辰(たつ)●巳(へび):弘前市「橋雲寺(きょううんじ)」

●午(うま):黒石市「白山姫(しらやまひめ)神社」

●未(ひつじ)●申(さる):大鰐町「大円寺」

●酉(とり):平川市「国上寺」

●戌(いぬ)・猪(いのしし):弘前市「弘前八幡宮」





★お知らせ

日々の青森ニュースは Twitter でつぶやいてます。

ブログの更新は Facebook で紹介しています。



=================================

1日1回ポチッとお願いいたします。(^ω^)
 
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森県情報へ
にほんブログ村
 

人気ブログランキング
 
=================================