青森県黒石市に「マッコ市」という
一大イベントがあるのをご存じでしょうか?
黒石市では旧正月(今は、毎年2月の第1日曜日)に
お買い物をすると「マッコ」と呼ばれるおまけがついてくるのです。
マッコとは津軽の方言で「お年玉」のこと。
なかでも大手スーパーが
先着50~100名分だけしかださない、特別にいい先着特典を
「太ったマッコ」と呼ぶそう。
太ったマッコをもらうためには、
氷点下のなか、前日から泊まりがけで並ぶ人までいるとか!
そんなに寒い思いをしてまで、なぜ…!?
「マッコ市」はどんな魅力があるのか気になっていってきました!
●実は長い歴史があったマッコ市!!!
藩政時代から続いてきた黒石市名物「旧正マッコ市」
(旧正マッコ市 | 一般社団法人 黒石観光協会)
なんと 藩政時代(つまり江戸時代!)から
あるそうです。恐るべしマッコ市。
黒石のマッコ市を真似て、
他の町でも似たようなイベントをやりはじめているとか。
…気になりますね~。
そんなわけで、
前乗りしてマッコ市の様子を見てきたんですが…
さとちょうのマッコ市の列、すでに6人ほど並んでる模様。去年よりペース早い。
— 風晴猫象@お布団 (@nyanyazo) 2016, 2月 6
なんと、
開始15時間前(前日の昼!)には、
大人気のスーパー「さとちょう」の前に
もう6人も並んでいるという情報が…!!
本当なのか調べるため、ねこぜも夜、見に行ってみると…
あ!!
いたいた!!
さとちょうの前に行列が!!
驚いたことに、すでに30人もの人が並んでいました。
今、開始前日の19時13分ですよ!
この日の黒石市の気温は、マイナス6度。
体感温度は14度です!ヒー!
どのくらい寒いかというと、10分立っているのも辛いほどの寒さです。そんななか、10時間以上も外で並んで待つ人がいるなんて!!どんだけ屈強なんだ!黒石市民は!!
こっちは歩いていても寒いのに、
キンキンに冷えた雪の上に座ったままのみなさん…朝まで耐えられるのか…!?
よくみていると、長靴、ダウンの装備はあたりまえ。
段ボールを重ねた床の上にキャンプ用のテントをはり、
毛布3枚をかけている人もいました。
さらに、家族が次々と応援物資(段ボールやら布団やら)をもってかけつけてきています。(家族がとめないのか…!)
でも、そんな防備に対抗するように、雪は静かに降りつもっています。
黒石市民はそこまでして欲しがるマッコ…くぅぅ!
その魅力が知りたい!
…でも、あまりにも寒いので、この日はあっさり宿に戻りました。
この日泊まったのは、黒石市こみせ通りの近くにある「中村旅館」さん。
遊郭を改装したお宿です。
遊郭に詳しい方なら趣がわかるのかもしれませんが、
わからない人にはいたってシンプルな宿です。
この階段はかっこよかったけどね!
手すりとか!
どのへんが遊郭なのかわからないので宿のお母さんに案内してもらったんですが、
お母さんがとてもかわいらしくて、一瞬で気に入ってしまったのでした。
●開催前日の折り込みチラシ
黒石の知人、にゃにゃぞーさんがチラシを持ってきてくれました。
チェーン店のしまむらやドコモショップまでマッコ市に参加しているとはびっくり!!かっぱ寿司やマックスバリューでもやっていました。
中古車ショップでもマッコがつきます!
明日は大冒険だ…!
やる気がメラメラ燃えてきましたが、
チラシを並べたところで満足して寝てしまいました。
それにしても寒い…
早起きが苦手なねこぜは
マッコ市を見れるのでしょうか…!?
(中編へつづく)
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