~あらすじ~
青森県黒石市で毎年旧正月(今は毎年2月の第1日曜日)に行われるという
一大イベント 「マッコ市」にやってきたねこぜ。マッコとは方言で「お年玉」のこと。
この日、朝5時から黒石市の参加店でお買い物をすると「マッコ」と呼ばれるおまけがついてくるというのだが…



前編 からのつづき)





深夜3時の遊郭宿「中村旅館」(黒石市)。


●さあ!マッコ市当日だ!




「うーー!さむいよー起きたくないよー」

と震えるねこぜ。それもそのはず。





なんと、この日(マッコ市当日)の気温はマイナス5度
体感温度はマイナス9度!もう、寒くて布団から出られない!





徹夜でさとちょうに並んでいた人たちは生きているだろうか…。
とても心配になってきた…。心配すぎて画像の合成はザツになる。


●けやぐ(友)がいてよかった!


布団の中から全く出られないねこぜを知人の
にゃにゃぞーさんが心配して迎えに来てくれたので、
顔を洗ってがんばります。。。




ちなみに、


黒石市在住のにゃにゃぞーさん
去年のマッコ市で11時間半並び
さとちょうの太ったマッコ箱(25kg)をゲットした猛者

 

 


↑毛布にくるまるにゃにゃぞーさん(にゃにゃぞーさんのブログより拝借)。





●朝4時!黒石市内に繰り出そう!





<この日行われる イベントスケジュール>

無料振る舞い 4:30頃 ホットアップルジュース、おしるこ、黒石つゆやきそば
福まき 1回目5:00 2回目10:00
まぐろ解体ショー&即売 10:00
ダブルマッコ抽選会(商店街合同チラシ参加店特典)
夢札投票 5:00~15:00 抽選15:00


という感じです。


まずは、朝4:30からの振る舞い、福まきに向かいます!






「どこまでも~♪限りなく~♪降り積もる雪とあなたへの想い~♪」

キーンと凍りつく商店街に、globe「ディパーチャーズ」のBGMが響き渡っていた。
ズンドコ踊りだしたくなってきた。




商店街にはもう行列が出来ていました。





アツアツ振る舞いコーナーです!



▲ホットアップルジュース(無料配布) あたたかくてうまいっ!





▲おしるこ(無料配布) もちがうまいっ!

朝からこんなにふるまってもらって申し訳ない!


●朝から福まきでヒートアップ!





マッコ市の行事のひとつ「福まき」はこの広場で行われるらしい。




上のほうには黒石のゆるキャラ、ツユヤキソバンたちがいました。

 

※後日談

ツユヤキソバンの横にいたのが、まだこのときは無名だったけど、

後にXのYOSHIKIにドラム披露するほど有名になったゆるキャラ

にゃんごすたーだったとは…約1年後に知りました。

 

 

寒い中、広場で15~30分ほどじっとMCをききます。
皆、福まきが楽しみなのがヒシヒシと伝わってきますが、
「早くはじめろー!」とヤジを飛ばす人もおらず、寒さにじっと耐えていました。

黒石市長も登場し、マイクをとると福まきに集まった人たちに、
「マッコ市にのぞむことはなんですかー!?」という質問や、
「どこからきましたかー?」という質問をなげかけます。
県外からきているひともちらほら。東京からきているひともいました(ねこぜ以外に)。

 

※後日談

黒石市長もこの年は全国ニュースで話題の人となり…。

 

いよいよ開始時間になり、
黒石市長の「3、2、1」カウントダウンとともに、興奮が高まります!!!



●ついに、福まきがはじまったああああ!!!





土台の上から、ビニール袋を一斉にまきます。


袋の中にはうんぺい餅(郷土菓子)みかん
落花生福引券割引券、金券などが一緒に入っているそうです。


3メートルくらい上から、物がドカドカ落ちてくるんですから、
頭にもバンバン当たるし、
上を向いているのもこわい!


「きゃあああああああああああああああああ」

という悲鳴が響きます!


さらに!

あたりがまだ暗いので、
飛んできた袋が足元に落ちても、雪の上に白い袋でみつからない!





「わーん!こんなのとれるわけないヨーー!」






と思いきや…!












「げっへっへーーーーーーー!」







私の中のゲスい血がさわいで、
全力で3つも拾ってしまいました!





ああ、なんてことをしてしまったんだ…!
黒石市民の楽しみを横取りしてしまった!申し訳ない!



なかは、うんぺいもちと、割引券、5円玉でした。うれしい。


●福まきのあとは、出店で朝ごはん!




さすが日本一の早起き県

朝5時だというのに、ぞろぞろと商店街の出店に集まり、
ガンガン食べている!衝撃的だ!まるで夜のにぎわい!






いっしょにいった細身女子のにゃにゃぞーさんなんて、
寿司(8巻入り)と大盛りカレーをペロリとたいらげているではないか。





早起きが苦手なねこぜは、
中華そばとフライドポテトを食べて胃がもたれまくっているというのに…!

 

 

 

 

 

 

 


にゃにゃぞーさんが食い終わったあと、お店のバイトの娘さんが

「はい、1000円以上買ってくれたので、マッコです」

と、いきなりやきそばを差し出した。

最初からついていたわけじゃなくて、
急に思いついたようにマッコがついてきた。
さらに、夢札抽選券もいただきました。


寿司食って、カレー食って、さらにやきそばがおまけって!
タイミングもセレクトも適当すぎるマッコだ!


(ねこぜのお買い物は1000円しなかったので、残念ながら気紛れマッコはいただけませんでした)




▲つゆやきそば(無料配布)

「くるし~くるし~」と言いながら、
さらに無料配布のつゆやきそばを食べるねこぜ。






現金も当たるのか!当たるといいな!


●お次はチェーン店へ!!!




ファッションセンター「しまむら」にやってきました。




残念ながらマッコ箱は早々になくなっていました。



ねこぜは300円の靴下を買っただけでしたが、
お買い物の値段に関係なく、飴のつかみどりはやらせてもらえました。



いちど掴んだら、あまりとれなかったから、
もうひと掴み分をいれてくれました(笑)。



店員さんのやさしさのおかげで、みたこともない種類の飴がどっさり。



マッコが買い物をあおるせいか、
皆さんの買い物袋の大きさがはんぱない!


大手チェーン店では、
家族総出でダンボール箱を車に積む姿や、
みたこともない特大袋を持ったひとをたくさん見かけました。





両手に荷物をかかえて雪道を歩く青森県民をみたことがない!(車で移動するから)


「ねこぜさん、おすすめの焼きそば屋があるんで案内します!」





「な、なにーーーー!!!
 まだ食うのかよーーーーーー!?」




しかも、さっき焼きそばもらってたのに。
さすが黒石県民。やきそばに余念がない。


「具なんてほとんど入ってなくて、
 野菜も小さすぎてカッスカスなんですけど、うまいんです!」



なんだって?!ぜんぜん褒めてないぞ!
でも、この際、なんでもいい!
じゃあそのカスカスやきそばとやらを食わせてくれい!






と、連れてきてもらったお店。
ざんねんなことに、シャッターがしまっていました。

 

あ~あ。
そりゃそうだよな~。朝5時だもんな~。




と思っていたら…




なんと!!!!

近所で雪掻きしていたおじさんが、
我々の気配を察知して、いきなりシャッターをこじあけはじめたではないか!


いやいや、開けたからって営業してるわけ
、な…






ええ…!?

中にはもう、おばちゃんがスタンバイしてる!

朝5時から焼きそばができてるのか、この街は。





この日はマッコ市だから特別なのかもしれませんが、
ありがたいことに店があいたので、早速いってきました。



●これが中村商店の100円カスカスやきそばだ!






発泡スチロールのなかには、作りたてのやきそばが!
小(といっても普通サイズ)は100円だったよー。大はいくらだか忘れました!




↑「中村商店」になる前(改装前)の「マルタフルーツやきそば 






ふつうにお惣菜もうってておいしそう。

焼きそばは東京に帰ってから食べましたが、
油ギトギトで、すっぱめのソースがうまかったです!





深夜8時頃には中村旅館(黒石市)に戻ってきて寝ました。




「う~~~さむ~~~~~~!!!」



後編へつづく

 

 

 

 


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