新しいむつ市の魅力！じわじわくる「春のいもすりもち祭り2014」の舞台裏（後半）

（つづき）

 

さてさて、そろそろいもすりもち祭りの開始時間。

お客さんがくるので、じゃがいもをむきましょう。

 

30人分もつくるってことは…
いもを何個すればいいんだろ…

けっこう大変な仕事だぞ…
 

飛内さん、ほんとうに３０人分もつくるんですか？

「…」

「２、３人分でいいかな…」


まさか…自分たちで食う分しかつくらない気か…！

東京から手伝いにきたのにそれだけか！

祭りなんだから、

とりあえず10人分くらいはつくろうよ、ということになりました。

美味しいいもすりもちをつくるポイントは
すったいもをぎゅうぎゅうしぼること。

 

 

水分が尽きるまで、髪の毛が乱れるまでぎゅうぎゅう。

 

しぼりきったら…

 

うわずみを捨てます。

 

デンプンが沈んでいます。

このデンプンを使うのです。

 

残ったデンプンと
しぼったいもをあわせてコネコネ。
 

 

作り置きをすると色が変わってしまうので
使う分だけすります。

ここまでやったらダシも準備しないと。




下北名産いわしの焼き干し。
（飛内さん流はあじの焼き干しですが、今回はいわしを使いました）

 

あとはしょうゆを適量いれるだけ。
だしを作りはじめたら、

お客さんが次々おとずれはじめました。

 

車の音に敏感な飛内さんは
駐車場の物音を聞きつけ、いちいち表にでていきます。

鍋はほったらかしです。

ありがたいことに、
かなへいさんもお手伝いにきてくれたので、
ねこぜと２人で作ったこともないいもすりもちを作るはめに…

（作り方知らないっつーの！）

 

鶏肉が入るといいダシが出て

最高にうまいです！

 

すったいもを団子状にして、鶏肉といっしょに鍋にいれます。 

ああ…いい香りが…

うまそ～～～～～～！

 

いもすりもちができたころに、
１０人程のお客さんが集まってきました！


わざわざこのために、
北海道から夜行で来た方もいたり…
青森市内から車で２〜３時間かけてかけつけてくれた方もいました。


艦これイベントに行ってきた方、これから行く方もいましたが、
ほとんどは飛内さんを見たくてきたようです。
皆さん、雪の中ありがとう！！

はじめていもすりもちを食べる方がほとんどだったので、
ねこぜもお手伝いにきた甲斐があったというものです。


で、すみません…


 

完成したいもすりもちの写真を撮りそびれました…。
（いつも通り、食い終わったあとの写真しかありません）



 

変わりに絵を載せておこう…


ねこぜは帰りの電車があるので、これにて退却。



そのあとも数人のお客さんが来て、
計２０人ちかい方々が集まったようです。



「むつ市までこんなに人が集まってくれた！」
と、飛内さん大喜び！
お代もいつの間にか１００円になっていました。



一方、「艦これ」イベントはというと…

「全国から約600人（主催者発表）が詰め掛ける盛況ぶりで、
地元の経済関係者らも、ファンの来訪を観光振興につなげようと
“おもてなし”に奮闘した。」（北海道新聞 より）

…ということです。



よくそんなに集まったもんだ！



まあ…


むつ市でいちばん危険な旅館に
マイナーな郷土料理を食べにきてくれる方が
２０人近くいるだけでうれしいではないか！

  春のいもすりもち祭りも、人気イベントになりますように！

いもすりもち祭りには


 

地獄見学もついてますからね！

（撮影：道産子さん　ありがとうございます！） 




最後にねこぜも記念撮影しました。



 

（撮影：ロッタさん　ありがとうございます！）


なんだろうな…この違和感。。。
 

飛内さんが用意してくれた
ねこぜの衣装（通称ねこぜスーツ）がやけに作業員ぽいけど…まあいいや。


 

 

来年？もお楽しみに～。




へばね～